イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2016

4.30


日記

冷たいGW

寒いゴールデンウィークですね。
札幌も今朝はみぞれ気味の冷たい雨が降っています。

 

昨日は一日いわみざわ公園で鼻水すすりながらバラの剪定の続き。
雨の中ボランティアの方も3名ほど参加。
いよいよ佳境です。
残り少ないので、是非皆さんにも参加してほしい。
(自分は)楽しいですので。

 

DSC03648

 

色彩館のつるバラ、満開でした。

雨模様でしたが、結構入館者もいてにぎやかだったよう。

 

でも、隣りの遊園地は閑散としていました。

GWの天気が一年の売上を大きく左右するこういう施設は、気が気ではないでしょうね。

我がイコロも昨日は開店休業状態だったよう。

仕方ありません。

後半に期待したいものです。

2016

4.26


日記

やっと開始

昨日は今シーズン初めて、やっとですがイコロのバラの剪定を始めました。
レストラン前のシュラブをやって、ホワイトガーデンのつるバラへ。
合間合間なので、例年通り5月いっぱいかかるかもしれません。
まあ致し方ありません。

 

レストラン前は、ウサギ防御も雪のための結束もやめて、ここだけはそのままでの越冬としました。
本来は全てそういきたいところなので、そのサンプル(生け贄)でしょうか。
案の定ですが、それは想定済み、まあイコロ自然形とします。

 

DSC03590ホワイトガーデンのつるバラは、昨年やっと枝が残ってらしくなりましたが、今年はさらに残りました。
とくにフィンランドのポルスティヤルナン?(Polstjärnan)は、いい。
強いサイドシュートが出て、頂上までいきそう。
誘引が楽しみ、今から満開時の甘い香りを想像してしまいます。

 

脚立に乗っていると、知り合いの方数人から声をかけられました。
ムッとして剪定しているように見えたでしょうが、本人はいたって楽しんでやっていたのですよ。
いつもそうなので悪しからず。
朝のブログを見て来たとの方もいて、やはり書くもんですね。
他現場は別にして、イコロのことはできるだけ書くようにしたいものです。

 

朝からウグイスのBGM、夕方近くにはだいぶ上達したように聞こえました。
そして、昼は行く度に欠かさないコーヒースタンド。
イコロにいる時は至福です。

2016

4.25


日記

お薦めです

スタートしたこの時期ですが、昨日は少し二日酔いでした。
40数年ぶりに再会する友人を肴に、これまた40数年来付き合いのある悪友たちとの飲み会、岩見沢でのばらゼミ~ボランティアの皆さんとの剪定を終え、札幌の飲み屋まで直行しました。
十分注意して臨んだのですが、一杯入ればいつもの酔っぱらい、無理ですね、当然翌日まで残ります。

 

イコロでは販売用のバラのPC作業などでしたが、天気もまあまあなので、一時コヒースタンドのオープンカフェですることに。
いやはや気持ちのいいこと、二日酔いも飛び去りました。
これお薦めです。
どこそこでは開店時には行列もできるとのこと、営業的には羨ましい限りですが、イコロでは人の疎そ感がいいのです。
負け惜しみかな。

 

お薦めと言えば、今期の販売バラのラインナップ、なかなかお薦めです。

 

DSC03585系統別に並べましたが、正面入って先ずはハイブリッド ルゴサ、イコロらしくないですかね?
コルデシー含めて26品種、今まででいちばん多いでしょうね。
他は長尺が12品種、つる40品種、オールドローズ26品種、ハイブリッドムスク14品種、シュラブなど15品種、原種類4種。
全部で137品種、やたら多いバラの中では少ない数字ですが、各系統とも奇をてらわず耐寒性と耐病性を重視した定番もの(日本では定番ではないもの多いですが)を選択しました。
工藤らしくない素直な選択、それが今年の特徴かもしれません。
歳も影響してるかもしれませんね。
どれもがお薦めです。

 

開店時からバラ好きの方何人かとご挨拶しましたが、このこと、喉まで出ているのですが言い出せず。
ダメですね、どうにも照れくさい。
各品種ともストックはありません。
全部並べたので、あるだけで終わりです。
売り切れ御免、お早めにどうぞ。
この場を借りてお伝えします。

 

最後に一昨日のいわみざわ公園色彩館のつるバラ。
ポールズ ヒマラヤン ムスク ランブラーとフランソワ ジュランヴィルの絡みの画。
Paul's Himalayan Musk Ramblerいい絡み、いい感じでした。
桜も咲いてきましたが、岩見沢の花見はこれに決まりですね。
今週末が最盛期かも。
天候に左右されず見られる。
お薦めです。

2016

4.19


日記

今が旬

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管理棟裏の放っておきの林のナニワズ(Daphne jezoensis)、今が旬です。
放っておき、だからこその景色かもしれません。

 

まだ芽出し前の林、このところ、行く度に目を凝らして遠くを眺めれば鹿の姿が見つかります。
昨日も遠くに4頭ほど見つけました。
近くは全然ダメですが、遠目は鹿にも負けません。
ナニワズの樹液は毒性があり、それを知っている鹿は食べません。
だからこんな景色になるんでしょうね。
そういう意味では、鹿が作った景色といえるかもしれません。

 

昨日は、売り場への苗の移動。
葉が出たバラも出しましたが、鹿には何よりの好物でしょうね。
倒壊した板塀もまだ工事中、入ろうと思えばどこからでも入れる。
「待ってました!」とならないことを祈るのみ、です。

 

明後日オープン、皆んな目一杯で準備してくれてます。
でもやれることは限られます。
あちこちまだ中途でオープンすることになると思います。
でも去年よりはきっといい感じなるとの、不確かな予感があります。
静かにご期待ください。

2016

4.15


日記

大通公園初日

昨日はイコロで諸々でしたが、何だか疲れている感じ。
この時期だからでしょうが、前日の影響かもしれません。

 

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一昨日、大通公園バラ園のボランティアの初日でした。

 

雨予報にも関らず、30名ほどの参加がありました。
皆さんやる気満々、否応なく張り切ってしまいました。

 

今期初日なので「明けましておめでとうございます。今年もよろしく」の挨拶から。
剪定、一通り説明してから皆さんと進めました。
昨年までは午前中だけお付き合いして逃げましたが、いつも中途半端で心残りだったので、今年は午後からも一緒にすることに。
写真は午後からの画ですが、半数以上の方が残ってくれて黙々と進めました。
最後の方は、ボランティアというよりも作業員に指示するノリになってしまいましたが、まあやってることは同じなので悪しからず。

 

初めて参加した方もいましたが、ベテラン組がいい感じでフォローしてくれます。
いい流れです。
いつも思いますが、皆さんをイコロに引き連れていきたくなります。

 

2/3ほど剪定は終了、残りは次回に。
またよろしくお願いします