イコロの森

フィトログ

2019

10.17


ガーデン
日記
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庭の編集

日常会話に出てくる英単語でもガーデンの場面で使うときは、特定のものや仕草を指す言葉って意外にあります。

その中でも好きなのが「edit」という単語。
普通は文章とか写真、映像の編集を意味する言葉ですよね。

 

ガーデンの中で使う場合、似た意味にはなるんですが、花壇など、「場面」の編集をすることを意味します。

 

こぼれ種で増えて来ているものを残すものと取り去るものを振り分ける「編集」だったり、シーズンが進むにつれて倒れやすいものは「Chelsea chop (チェルシーチョップ/チェルシーフラワーショーが開催される5月末〜6月頃に剪定して植物のサイズや花期の調節を行う手法)」や枝すかしの「編集」を行ったり、毎年うまく育たない植物は交換・植え替え・移植をする「編集」をしたりと、さまざまな判断を意味します。

 

秋に入っても庭の中の「編集」は続き、イコロの場合、どのタイミングで刈り込むのか、何を「美しい」としてあえて残すのか、というのが最近の編集作業ですかね。人によって判断基準が違って、とても抽象的なので、なかなか全員と共有するのは難しい作業です。

 

言葉はアレですけど、魂抜けたカスのような、影のようにぼんやりとした、ghostlyな雰囲気。この時期にしか見られないから好きなんですけどね。いつかは見切りをつけないと。

 

 

やりすぎない、でも実は手のかかる「編集」は庭師にとって、一番難しくも大事な仕事でもあり、腕の見せ所なのかなと思う今日この頃。奥が深いです。難しい。本当に。

2019

10.11


日記
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シネファイル

世の中のシネファイル(映画をこよなく愛する人)ほどマニアックではないけれど、昔から映画は大好きです。気に入った映画は、パンフレットを買って、DVDの監督コメンタリーを聞きながら見直す派でした(苦笑)

今は本当に映画館で見たい映画しか見に行くチャンスがないですが、学生の頃はよく息抜きに映画館に通ってました。

 

一つは今はなき蠍座。2000年代でも懐かしい2本立てで上映がされたり、ちょっと前の見逃しちゃったけど見たかったミニシアター系の映画とかを取り上げていて、セレクションが面白かったです。
もうひとつがシアターキノ。大学から少し遠かったけれど、月1回は行ってたような。

どちらもシネコンよりスクリーン数が少ない分、一年に上映できる作品数が限られてしまいます。シアターキノでは2つのスクリーンで年間平均200本を上映されているようです。
1作品3~4日上映するものもあると考えると、キツキツのスケジューリング。パズルを組み立てるように、よりたくさんの良い作品が観られるために精一杯やられてるのが想像できます。シネファイルだからこそ、ですよね。

そんなシアターキノで、来月11月22日(金)に「Five Seasons ガーデン・オブ・ピート・アウドルフ」が上映されることになりました。
「金曜日の夜は、シアターキノで映画を観よう!」が合言葉のフライデーシネマという枠の中で上映されます。

映画館で見るということは、ネットフリックスとかブルーレイ以上に、映像も音も映画を観るために整えられた最高の環境の中で楽しむということ。やっぱり映画館の雰囲気は特別です。

作品の中で無彩色と呼ばれるグレーとか黒もガーデンの中で使える重要な「色」だという話がでてきます。イコロの秋もまさしくそんなです。
いろんな黒がさりげないアクセントになってます。

11月22日の夜は、シアターキノで映画を観よう!

ブドウ 今年は豊作
エキナケア
Echinacea purpurea ‘White Swan’
イリス
Iris sibirica
ルイヨウショウマ?
Actaea asiatica
アマドコロ
Polygonatum odoratum
チゴユリ
Disporum smilacinum
アスティルボイデス
Astilboides tabularis
ナツハゼ
Vaccinium oldhamii
アロニア
Aronia sp.

 

2019

7.23


日記
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森に帰る

ここ数日、あちらこちらを飛び回っていて
少し心ここにあらず、な気分だったので、
今朝、森の中を少し散策してホッとしました。
しとしと雨だけれど、やっぱり落ち着きます。

Lysimachia clethroides
Ranunculus silerifolius
Podophyllum peltatum
Parasenecio delphiniifolius
Asarum europaeum

 

 

Cardiocrinum cordatum var. glehnii
Cryptotaenia japonica
Tricyrtis latifolia
Smilacina japonica
Viburnum furcatum
Spiraea japonica
Corylopsis pauciflora

イコロの森のウッドランドは原生林ではないけれど、よく見るとこの土地柄にあった植物が健気に育っているんです。
火山礫にとんでいるので、水はけが異常に良いんですが、その分腐植が少なく未熟な土壌でもあります。
人為的に毎年腐植を加えているエリアもあるけれど、基本は結構シビアな環境で育っている植物。

Campanula punctata

 

それでもミズナラやモミジ、ニレ主体の林にドーンとオシダが根付いている雰囲気、好きです。

その土地のフロラからヒントを得る庭づくり、色々構想を練りたくなりますね。

Dryopteris crassirhizoma

おまけ。
湯沢家のマルちゃん。
まるっこくてかわいい

あさ市の時にキーコさんにも癒されたな〜

2019

5.6


日記
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開花

札幌より2週間遅れ。例年通りでしょうか。

ようやくイコロも開花宣言できますかね。

桜以外のものも咲き始めているけど、この時期必ず聞かれるのが

「和田さんの思ひ出」マグノリア ’ワダス メモリー’

モクレン?コブシ?と聞かれますが、正解はneither。

モクレン科はモクレン科ですが、

和田さんが命名したコブシとタムシバの雑種です。大きい白い花とピンクの中心が目をひく木です。

しかしイコロの和田さん、なかなかの安定のサイズ感。なかなか大きくはなりません。

下草に栄養を奪われているのか、適切に追肥した方がいいのか。しばらく様子をみます。

 

宿根草も咲き始めてます。

ボーダーの株元でUvularia grandifloraが。大きい(grandi) 花(flora)とは言いつつ、ひっそりと。

何人の人が咲いているのに気づいてるでしょうかね?

このひっそり感、なんとも言えず好きだなぁ。

2019

4.19


日記
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新メニュー

今年の4月21日はイースターサンデー。

かと言って特別何かをするわけでもありませんが、イースターらしく、静かに春のあたらしい芽吹きや球根を楽しみながらオープンできれば良いな。

天気は晴れのようですね。

 

準備を粛々と進めていますが、今日の遅めのランチはチセの新しいメニューのお披露目でした。

コンセプトは「ごはん(米)が食べられるレストラン」ということで、ハヤシライスだったり無水のパキスタンカレーだったり、とにかくおなかがいっぱいで満足して帰れるメニュー盛りだくさん。

ごはんとして食べられるサラダも登場するらしくて、パンとスープとサラダがあれば生きていける私としてはとても嬉しい。

 

なかでも嬉し驚きのメニューがオムライスでした。

オムライスは王道の堅焼き派ですが、このオムライスはなんともいえない食感!

ボリューミーな見た目とは裏腹にとても軽くて、ふわっ、しゅわっ。とあっという間に卵が口の中で溶けちゃいました。雲を食べてるみたい。

おいしかった。

 

朝、庭を散策して、おなかが空いたころにチセでお昼を食べて、食後に寿珈琲のコーヒー飲んで、ナーサリーでぷらっと買い物をして帰る。

なんだか充実した日曜日の響きですよ。

 

イコロの森のガーデンも、ナーサリーも、レストランとコーヒースタンドのチセも、

今週末日曜日の21日にオープンです!ぜひ遊びにいらしてください。