イコロの森

フィトログ

2020

8.29


日記
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ノーマンズランド

ちょっとばかしノーマンズランド風なエリア。

見切れてしまっているが、この手前の場所はなかなかの不毛地帯。手を替え品を替えいろいろ試されているところだけれども、どれもいつの間にか消えてしまっている

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そろそろ原因(地中の何か??)を突き止めた方がいいんだろうが、本当にこの一角だけで不思議。

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あそこがこうなればいいと妄想はいくらでもできるし、もし本当に土が原因なのであれば、土壌を改善すればよいのですが、与えられた環境下で極力導入するものを制限して、そんな不毛なところでも育つものを選択する、という考え方も良い意味で省エネかもしれないですね。何ならうまくいくのだろう、ここ。

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与えられた環境条件を把握して、メンテナンス、植物の生息場所、そして自然さを意識しながらデザインするってとても頭を使うし、感覚的なところでもあります。そんな事に触れながら、明日はオンライン 英語イコカルでは「超」自然主義的なお庭をカナダで作られているトニー・スペンサーさんのお庭をご紹介します。ご本人も後半登場予定ですので、質問を直接投げかけられるチャンスでもあります。

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苫小牧の森の中から粛々とこんなことを発信していますがご興味ある方はぜひ。

明日8時まで受け付けています。頭パンクしないよう頑張りますw


8/30(日)英語イコカル 10:00-12:00

料金: 1,500円

必要なもの:Zoomの繋がる環境と資料(PDF)を受け取れるメール、筆記用具など

詳細:https://bit.ly/324r0o7

お申し込み先:bit.ly/2CAHX0u

2020

8.6


日記
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バーチャルな旅行

ほったらかしていてもこぼれ種でどんどん更新してくれるはずのバーバスカム オリンピクム (Verbascum olympicum)。苫小牧や千歳の道路際に自由に根付いている姿を見かけますが、イコロは長期戦でした。

2017年に播種、庭に下してようやく3年目で開花。しかも2株だけw

今年咲いた株はこれで終了。こぼれ種で更新するのと、未開花株に来年以降期待したいです。それにしても、黄色のいかにも花っぽい花はかわいらしいです。自分の背丈よりも大きく、青空をバックに見上げるのもなかなか良いですよ。

森の中も、池の周りもいまは昆虫祭り。虫が苦手な人は悲鳴をあげちゃうやつですが、刺されも噛みもしないチョウやトンボ、かわいいですよ。すこし前は働き者のマルハナバチが大活躍。吸蜜に夢中な姿は本当にかわいいです。攻撃しないし。

彼らにとって住みやすい家とお食事場所がある証しでもあるから、毎年生存確認が取れると安心します。

稀少なカラカネイトトンボっぽいけど、アオイトトンボですかね?

 

夏になると、旅行したい気持ちがウズウズしてくるのですが、今年は(も)妄想中。Garden masterclassという植物、ガーデニング、ガーデンデザイン、ランドスケープデザインにまつわるエキスパートがワークショップを開催する、まさしくマスターなクラスがあるんです。

イギリスでは春先にロックダウンになったのをきっかけに、毎日ティータイムに様々なスピーカーが招かれてバーチャルな世界で繋がった、レクチャーとちょっとした旅行気分が味わえるzoom配信がスタートしました。無料(!!)で今も配信され続けるThursday Garden Chatは、日本時間だと夜中にあたる時間でも、Youtubeにアップされるのでゆっくり見返すことができます。最近では南米アルゼンチンとウルグアイのプロジェクトに触発されて、眠っていた南米熱が復帰したり…

実は、ほんの一部ではありますが、ご縁があり、北海道について、北海道ガーデンについてThursday Garden Chatで紹介することとなりました。日本と言えば、枯山水、KYOTO!というステレオタイプからかけ離れた北海道がいったいどこにあるのか、北海道らしい庭づくりに触れつつ、普段聞くことのできない上野ファームの上野さんのインタビューが特集されます。よ。

イコロは紹介するにはまだまだのレベルですが、バラの生育に向かない環境であえてオーガニックに管理をすること、花の時期だけでなく緑のかたまりとしてつくる風景の試み、短いグリーンシーズンをいかに長く楽しむかぼやきが混ざりつつ話します。渡航がなかなかできないご時世、バーチャルな旅行ができますよ。

北海道特集はイギリス時間で本日の18時、日本時間は7日の朝2時からです。

夜明けとともに起きている方、いつもよりちょっと早めに起きてご覧ください。

↓ Garden masterclassのリンクです ↓

Thursday Garden Chat

過去のThursday Garden Chat (Youtube)

2019

10.17


ガーデン
日記
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庭の編集

日常会話に出てくる英単語でもガーデンの場面で使うときは、特定のものや仕草を指す言葉って意外にあります。

その中でも好きなのが「edit」という単語。
普通は文章とか写真、映像の編集を意味する言葉ですよね。

 

ガーデンの中で使う場合、似た意味にはなるんですが、花壇など、「場面」の編集をすることを意味します。

 

こぼれ種で増えて来ているものを残すものと取り去るものを振り分ける「編集」だったり、シーズンが進むにつれて倒れやすいものは「Chelsea chop (チェルシーチョップ/チェルシーフラワーショーが開催される5月末〜6月頃に剪定して植物のサイズや花期の調節を行う手法)」や枝すかしの「編集」を行ったり、毎年うまく育たない植物は交換・植え替え・移植をする「編集」をしたりと、さまざまな判断を意味します。

 

秋に入っても庭の中の「編集」は続き、イコロの場合、どのタイミングで刈り込むのか、何を「美しい」としてあえて残すのか、というのが最近の編集作業ですかね。人によって判断基準が違って、とても抽象的なので、なかなか全員と共有するのは難しい作業です。

 

言葉はアレですけど、魂抜けたカスのような、影のようにぼんやりとした、ghostlyな雰囲気。この時期にしか見られないから好きなんですけどね。いつかは見切りをつけないと。

 

 

やりすぎない、でも実は手のかかる「編集」は庭師にとって、一番難しくも大事な仕事でもあり、腕の見せ所なのかなと思う今日この頃。奥が深いです。難しい。本当に。

2019

10.11


日記
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シネファイル

世の中のシネファイル(映画をこよなく愛する人)ほどマニアックではないけれど、昔から映画は大好きです。気に入った映画は、パンフレットを買って、DVDの監督コメンタリーを聞きながら見直す派でした(苦笑)

今は本当に映画館で見たい映画しか見に行くチャンスがないですが、学生の頃はよく息抜きに映画館に通ってました。

 

一つは今はなき蠍座。2000年代でも懐かしい2本立てで上映がされたり、ちょっと前の見逃しちゃったけど見たかったミニシアター系の映画とかを取り上げていて、セレクションが面白かったです。
もうひとつがシアターキノ。大学から少し遠かったけれど、月1回は行ってたような。

どちらもシネコンよりスクリーン数が少ない分、一年に上映できる作品数が限られてしまいます。シアターキノでは2つのスクリーンで年間平均200本を上映されているようです。
1作品3~4日上映するものもあると考えると、キツキツのスケジューリング。パズルを組み立てるように、よりたくさんの良い作品が観られるために精一杯やられてるのが想像できます。シネファイルだからこそ、ですよね。

そんなシアターキノで、来月11月22日(金)に「Five Seasons ガーデン・オブ・ピート・アウドルフ」が上映されることになりました。
「金曜日の夜は、シアターキノで映画を観よう!」が合言葉のフライデーシネマという枠の中で上映されます。

映画館で見るということは、ネットフリックスとかブルーレイ以上に、映像も音も映画を観るために整えられた最高の環境の中で楽しむということ。やっぱり映画館の雰囲気は特別です。

作品の中で無彩色と呼ばれるグレーとか黒もガーデンの中で使える重要な「色」だという話がでてきます。イコロの秋もまさしくそんなです。
いろんな黒がさりげないアクセントになってます。

11月22日の夜は、シアターキノで映画を観よう!

ブドウ 今年は豊作
エキナケア
Echinacea purpurea ‘White Swan’
イリス
Iris sibirica
ルイヨウショウマ?
Actaea asiatica
アマドコロ
Polygonatum odoratum
チゴユリ
Disporum smilacinum
アスティルボイデス
Astilboides tabularis
ナツハゼ
Vaccinium oldhamii
アロニア
Aronia sp.

 

2019

7.23


日記
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森に帰る

ここ数日、あちらこちらを飛び回っていて
少し心ここにあらず、な気分だったので、
今朝、森の中を少し散策してホッとしました。
しとしと雨だけれど、やっぱり落ち着きます。

Lysimachia clethroides
Ranunculus silerifolius
Podophyllum peltatum
Parasenecio delphiniifolius
Asarum europaeum

 

 

Cardiocrinum cordatum var. glehnii
Cryptotaenia japonica
Tricyrtis latifolia
Smilacina japonica
Viburnum furcatum
Spiraea japonica
Corylopsis pauciflora

イコロの森のウッドランドは原生林ではないけれど、よく見るとこの土地柄にあった植物が健気に育っているんです。
火山礫にとんでいるので、水はけが異常に良いんですが、その分腐植が少なく未熟な土壌でもあります。
人為的に毎年腐植を加えているエリアもあるけれど、基本は結構シビアな環境で育っている植物。

Campanula punctata

 

それでもミズナラやモミジ、ニレ主体の林にドーンとオシダが根付いている雰囲気、好きです。

その土地のフロラからヒントを得る庭づくり、色々構想を練りたくなりますね。

Dryopteris crassirhizoma

おまけ。
湯沢家のマルちゃん。
まるっこくてかわいい

あさ市の時にキーコさんにも癒されたな〜