イコロの森

フィトログ

2017

8.5


ガーデン
日記
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バタフライガーデン

夏になると花のある所にはよくチョウを見かけます。

シジミチョウ系が出て来たなと思ったらヒョウモン、アゲハ、モンシロチョウがヒラヒラと空中を舞い始めます。

 

イコロでも良く見ますよ。
最近はもっぱらカラスアゲハ、クジャクチョウとモンシロ。

イモムシが苦手とか、虫が嫌いな人は多いかもしれないけれど、生物多様性という観点からは昆虫が庭にいるのは重要。
やっかいな奴らもいるけれど、チョウは植物の生存にも役立っているのでどちらかと言えば良い奴。

欧米ではよく、植物の説明の中に”attract bees and butterflies” (ハチ、チョウを惹きつける)とか、”butterfly nectar/butterfly host plants” (チョウが吸蜜に好む蜜源植物/幼虫が好む植物)という一文があります。

昆虫と植物の関係を理解した上で、意図的に花壇に虫を呼ぼうという考えがあるからでしょうね。

 

観察しているとチョウによっても性格が現れます。


クジャクチョウはじっくり一つの花で吸蜜。


カラスアゲハは次々と株を代え、花を代え吸蜜。

意図せずして温室付近にもバタフライガーデンができてました。

thyme meadow

タイムの間からヒメジョオンがひゅっと出ていて、良いアクセントになってます。
フキの黄緑とタイムの紫の組み合わせもきれいでした。
偶然の産物、意外に良いです。

みた目だけじゃなく、何を庭で観察したいかによって植物を選ぶのも一つの方法ですね。

 

あ、明日は2回目の「にわのあさ市」です。

ガーデンツアーに参加しながら、どの植物にどんな生物が引き寄せられているかちょっと観察してみてください。

にわのあさ市詳細はこちら

2017

7.1


ガーデン
日記
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週末

土曜日、暑かったですね。ジメジメでしたね。

イコロはササの開花で急に賑わっておりますが、実は静かにもう1ヶ月以上咲いております。

ササ類は豊凶の差がはっきりしていて、今年がたまたまの豊作。
こんな近くで、歩きやすい環境で見られるのは貴重かもしれませんね。

 

スズタケは地下茎で育つので、同じ遺伝子を持つものが一斉にウッドランドガーデンで開花したのだと思われます。DNA分析をしないとここらへんの正確な識別はできないのですが。

 

よくササ類は一回繁殖型植物と言われて、1度だけ繁殖(花を咲かせて、実をつける)して生涯を終えるとされますが、そうでないケースもいくつかあって、とどのつまりまだまだササの生活史は謎に包まれていることが多いみたいです。
稀な現象なだけに研究するのが難しいのでしょうね。

 

これだけ広い面積を覆う植物ですから、ササの豊凶に比例して、それを頼りにする動物の増減もあるようです。
ササの実を食べるネズミが増えたり、ササの葉を食べるシカが減ったり。(苫小牧のシカ肉工場が昔それで廃れてしまったとか)

ガーデンにとってはシカが減るのは良いのですが、ネズミが増えるのはまた悩ましい。
自然の摂理には逆らえないです。

 

ガーデンも静的なものでなくて、周りの変化にあわせて少しずつ変化していくのが理想な気がします。

1年でモリモリ
1年でモリモリ

花壇を若返らせて健康な状態にしたり、

オータムボーダーからの…

次の構想を練ったり。

 

ちなみに、明日だけですがいわみざわバラ園のローズフェスタに参加します。
イコロ定番の宿根草を持って行きます。

お近くの方はぜひ。

2017

6.16


日記
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月形植え込み

おとといは、毎年恒例の月形圃場での植え込みでした。

月形町に入った瞬間にトマトのみどりっぽい匂いがした気がしたんですが、気のせいですかね。

終始ピーカン、時々カッコウの声もあり、絶好の外作業日和でした。
今年は5畝のうち1つが宿根草、残りがバラ苗でピッタリおさまりました。
今のところ月形に行く度に何かしらをやけどして帰ってきてしまうのですが、今回は片すねと肘上でした。
ちょっとの日差しで赤くなってしまうなんて、完全なもやしっこ…情けないです。。une

バラ苗はボスが厳選したものが植えられ、宿根草は大鉢のものをさらに大きく育てようというもくろみで車に乗るだけギュウギュウに詰めて運ばれて行きました。

全部で40種類53株。
日陰ものもいくつかあったのですが、お互いがうまい具合に日陰を作ってくれるといいですが。

次回は除草ですかね。
全部モリモリに育ちますように。

IMG_6932

 

2017

5.28


イコカル
日記
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ステップ バイ ステップ

今日は久々のイコカル@イコロの森。

「おとなの園芸英語〜英語でよむイギリスのガーデンニュース〜」の第一回目でした。

 

毎月、イギリスから届く雑誌の中から記事を選んでいく予定なのですが、1冊目が届いたのが5日くらい前。

もう1冊が届いたのが一昨日というかなりのギリギリっぷりでハラハラしました。

english

5月の回はステップの植生について、それが実際にどのようにガーデンで活かされているかという例でロンドンにあるバービカンのガーデンを紹介しました。

自然界を模して、その中で景観的に映えるもの、美しいものを選抜してデザインする。

オリンピックパークのデザインにも携わったことで有名なナイジェル・ダネット(Nigel Dunnett)さんの植栽なのですが、複雑な自然界の植生を理解しているからこそなせた技、というのがひしひしと伝わってくる内容でした。

イコカル中、必要以上にシェフィールド大推しをしてしまいましたが、そんな人から直に学べることができたら、良いですよね。

 

カフェでのんびりお茶を飲みながら、みんな遠慮をしてビスケットに手を伸ばさなかったけど、次回はどうぞ。むしゃむしゃ食べながらで良いんですよ。

よく学生の頃スタディーグループみたいなのをやった時は床に座っている人がいれば、お菓子バリバリ食べている人もいれば、もうそれは自由奔放。

そんなざっくばらんな感じでできたら良いなぁ、と思ったり。

天気のよい日やテーマによっては座学だけじゃなくてガーデンの中も散策できたら良いなと思ってます。

 

そして今日ご参加いただいたみなさまありがとうございます。

ひとつでも新しい英単語、最新ニュースを覚えられていたら良いな。

 

とこんな訳で、来月も細々とやります。

テーマは、ギリギリ。雑誌が届き次第フェイスブックやホームページで告知しますね。

次回は6月25日(日)です。

 

 

2017

5.21


ガーデン
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イコロの森 記念植樹2017

いつも見慣れた風景に少し変化がありました。

記念植樹と大きくうたいましたが、今年10シーズン目を迎えた記念、とでも言いましょうか。

tree planting

今まで、この場所に歴代数種の樹木が植えられていましたが、風の抜け道となっているからなのか、どうにもうまくいかない。

昨年4人で意見を出し合い、チシマザクラを植えようということになりました。

レストランガーデンのハルニレと一対でガーデンへの玄関になるような、ヒバの生垣をバックに映えて、モリモリの花でない、結果としてイコロらしい樹木が選出されました。

planted

このチシマザクラ、Kさんに準備していただいたものです。立派ですよね。

もうすでにこの場所になじんでいるように見えます。

hole

手伝いに行こうとトコトコ向かった頃にはもう既に植え床の準備がされてました。

planting意外に軽い、という事で現場写真撮影に徹してしまいました。男手二人でせっせと運びます。

positioningそして向きの確認。ガーデンに入って来た時に一番キレイに見える角度を探しながら「もうちょい半時計周りです」とボスに。

soil

向きが決まればポプラの線と合わせたいよね、という事で横から見てまっすぐかどうか。まっすぐですよね…?

planting

位置がばっちり決まったら土を戻していく作業。

water

水鉢を作ってwatering

 

たっぷりと水を与えます。waiting

じんわりと浸透していくのを待ちながら。
火山礫の多い地域だから、どんどん土壌に吸収されるのかと思いきや、案外ゆっくりでした。

stone

石を元通りに戻して

チシマザクラ Prunus nipponica var. kurilensis
チシマザクラ Prunus nipponica var. kurilensis