雪が消えてくると、来るものは来ます。
毎年初もののあそこのスノードロップ。
変わらない姿を見ると気持ちが和らぎます。
昨日はやっと崩壊したハウスからバラを引き出しました。
ちょうどナーサリーの雪が消えたので、直接屋外に。
崩壊した屋根に頭がつかえていたので、久しぶりに正体した状態に。
枝折れはあるものの、ほぼほぼ無事。かなり諦めていたので取りあえず安堵しました。
でも、崩れた骨材をまたぎながらの移動、股が筋肉痛になりました(笑)。
昨日は少人数で行いましたが、こういうのはやはり人数多くしてのリレー運搬ですね。
崩壊続きですが、交換予定だったローズガーデン中央部のパーゴラ、斜めに傾いていたものがすっかり倒れました。
素直に倒れたので、両側に引っ張っておいたつるバラは大丈夫そう。
今週から業者が入り、何とかオープンまでには新たなパーゴラが立ちそうです。
でも、合わせて剪定やら誘引をしなければ。。。
唐突ですが、先日講習会で行った百合が原公園で咲いていたツバキ。
洋ツバキのチェリーズ ジュビリー(Cherries Jubilee)。カリフォルニアで作出されたヤブツバキ系。
深紅のバラのようですね。
正しくカメリア咲き。バラよりこちらの方が本家ですね。
百合が原公園始め今月はあちこちで講習があります。
毎年のことですが、剪定時期でもあり4月に集中します。
ボランティア絡みも含めると今月だけで何と12回。1日2回の日があるものの、計算上3日に1回以上どこかで喋っていることになる。
本当はどこでも寡黙に黙々と枝を切っていたいのですが…。
でも、寡黙だと講習にならないですよね。
頑張ります!
これ何でしょう?
一昨日のいわみざわ公園、各所を見て回っていて目についたハマナシの根開け、です。
見事に枝がたたみ込まれて地面にぴったりくっついている状態。
ブッシュローズなどではこうはいきませんよね。折れちゃいますから。
ハマナシでも庭で大きく育った株もこうはいきませんが、自然樹形の株ならでは姿かと。
自生地でも多くはこんな状態。だからこそ立ってきた古枝が折れて淘汰され、うまく枝の更新が図られている訳ですね。
地域的に見てみても、多雪地帯では立ち枝がなく枝が叢生していて矮化、少雪地では立ち枝が残っていて大型化。遺伝子的なものではなく、雪や風も含めての環境要因の為せる業なのですね。
まさしく雪が樹形を作っているとも言えます。
イコロのバラは一切雪囲いはしていません。
雪に押されてもへっっちゃらなタイプだけですから。
でも、今年の例年比300%超えの積雪でどうなっているか?
ぺっちゃんこでしょうね。
そんな雪が樹形を作るバラをもっともっと突き詰めたくなってしまいます(笑)。
昨日は今期初めての外仕事でした。
札幌の個人邸でのつるバラ剪定+誘引。
昨日行くと事前にお伝えしておりましたが、やりやすいようにと前日にご主人と雪を除けてくれたそう。
大変だったと思います。ありがとうございます。
ランブラー5株ほど、凍害もほぼ無く、お陰様で順調にやれました。
いつも通り咲かない枝を抜き、咲く枝を残し、できるだけ流れに逆らわず前面と前面上方に流す。
ランブラーとは言え、構造物に合わせての、これもある意味自然形と言えるかと。
個性は出さず自然に。これ自分の信条。
昨年も期せずして同じ日の3/30に実施していました。
昨年は全く雪が消えていたんですが、今年はまだまだ残っています。
予定がずれなく幸いでした。先送りするとその後が詰まりますからね。
一昨日見てきた大通公園12丁目のバラ園。
まだまだ残雪多く、バラの頭が少し見えて来た程度。
4/6から始動の予定でしたが、こちらは一週間ほど先送りしました。
その後が込み入ってしまいますが。。。
雪解けの早い東側のHT。
こちらもほぼほぼ凍害は無く安堵。
今年はどこも凍害は少ない。でも枝折れ、株倒れが多い。
雪の功罪ですね。
昨日はあるお宅で冬囲いを外しているのを見ました。
陽気が良くなればそうなりますよね。
いよいよ始まります!
あちこち雪解けが進んでいます。
もっとも本州などではあちこちサクラが満開とのこと、北国では1ヶ月先ですが。
やはり今年のイコロは雪が多い。
樹木の芽もだいぶ膨らんでは来ているものの、まだ40cmくらい残っているでしょうか。
札幌より、岩見沢よりも多いかも。
どうしてもこの話題になってしまいますが、崩壊したハウスの雪も残りわずかになってきました。
見る度にため息出てしまいますが、だいぶ精神的にも慣れてきたので、Kimさんに倣ってマエムキング思考で少しずつ進めています(笑)。
昨日までに引き出したバラの大株。
骨材に押され引き出すのがややこしいのから進めています。
少し先が見えて来ました。4月に入ったら一気に引き出す予定。
昨日の帰り際、バラの輸入苗などを預かってもらっている恵庭のハウスへ灌水に。
花壇苗用のハウス、手狭になって来たので4月上旬にはイコロに引き取る約束。
毎年怒涛の4月ですが、今年はハウスの件あり他も諸々ありで超絶怒涛になりそう。
慌てず、焦らず、深呼吸しながら進めなければ。
深呼吸し過ぎて、過呼吸になりそうですが(笑)。
毎日雪解けが加速していますが、ハウス崩壊から1ヶ月経過したもののまだまだ全貌が見えません。
昨日の画。
かなり積雪荷重も減りこれ以上進む危険もほぼなくなったので、骨材を切断して出入り口を作りました。
中央部が陥落しているので、中の物を引っ張り出すために先ずは2箇所。
中に入ってバラを置いていた場所。
天井のフィルムを破り、まだ厚く残っている雪を落とす。
そこから顔を出した画。
陥落した屋根の上にはまだまだ雪が残ります。
手始めに、押し潰されたバラを這いつくばって数株引っ張り出してみました。
うまい具合に横倒しになっていたようで、ほぼほぼ枝にダメージは無し。
もちろん接ぎ目でポキンの株もあるだろうが、かなり使えそうで少し安堵。
もちろん地上部のない宿根草類はほぼ大丈夫かと。
でも、上に被さる骨材やフィルムを除けながらになるので手間はかかります。
いずれにしてももう少し雪が減ってからです。
こんな暗い場面の報告は本意ではありませんが、今はやはりこの後始末が目下の課題。
本当は春めいて来た様子をとも思うのですが、どうしても崩壊したハウスに行っては溜息をつかざるを得ません。
先日生まれた2匹目。
だいぶ大きくなりました。
その後もう一匹生まれ、最後の子は死産だったよう。
羊の世界もいろいろあります。