イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2020

9.30


日記

秋の好日

昨日は久しぶりに日中イコロにおりました。
朝方はトレーナーでしたが、陽が差して来てすぐにいつものTシャツに着替えました。
Tシャツももう少し。名残惜しい。

 

風なく穏やか、秋の好日でした。
こんな日ももう少しなんでしょうね。
イコロもあと一月、なんもかんも名残惜しい時期になっております。
シーズン券お持ちの方は、是非良い日を狙っていらしていただければと思います。
もちろん今シーズンまだいらしていない方も。
今しか見られない景色はあるし、陽の光を存分に楽しめるのも、もうわずかでしょうから。

 

芝生が綺麗ね~なんてお言葉を何回か耳にしました。
嬉しい限りですが、なかなか苦戦しております。
遠目で見て、あまり細かくじっくり見ないようにお願いします(笑)。

 

こんな一日が貴重に思える今日この頃になっています。

秋ですね。

2020

9.23


日記

早朝作業

めっきり日が短くなりましたね。
夕方もそうですが、自分にはやはり朝にそう感じます。
少し前は5時から始動できたのに、昨日のイコロは5時15分からやっとどうにか明るくなりました。
もっとも、早朝の刈り払い狙いだったので、防御メガネ+メッシュの顔面保護バイザー着用ではしっかり明るくならないと何も見えないのもあり。

 

明るくなってすぐ。
なかなかの景色、空気感。
すっかり夏ではありませんが、まだわずかに夏の名残りを感じるこの時期の景色も逸品と思います。

 

昨日は一通りレンガ以外の園路の草を叩きに叩きました。
要は箒で掃くのとほぼ同様なのですが、小石ばんばん飛び散り、とても人がいるとできない。エンジン音うるさいし。
開園時間までどうにか間に合い、満足万蔵。

 

そして日が昇り一変する訳です。

 

昨日の朝は、イコロに行く途中でシカの横断に道を譲り、ハウスの前でシカと見つめ合い、歩く先をエゾオコジョが横切り、突然頭上から低空飛行のアオサギの一声に驚いたりと、朝は朝でいろいろ賑やかなものです。

 

自分にとっては昔から早朝はスペシャルアワー。人がいないことで見えること、考えられること、たくさんあります。
今シーズンもあと僅か、もう少し早朝出動します。

2020

9.17


日記

イチイ円錐1/2の刈込み

昨日はKimさん担当、苫小牧の個人邸の現場。
建物裏の花壇を改修の予定ですが、先ずは既存樹木の剪定とのことで、建物横のイチイをパチパチ。

 

円錐形に仕立てられた植栽後35年のイチイ。
大きく形状を変えることもないので、刈込み鋏で整えました。

 

奥様はイチイをとても気に入ってるとのことで、何よりです。
どうにもあちこちでは大切にされてませんよね。
半ば放任されていたり、時代遅れの邪魔者扱い、全然違うと思う。
しっかり仕立てれば、もっと場面で生きてくるケースいっぱいあります。
和ものではなく北海道ものなのですから。

 

建物側の裏面は建物に沿って垂直に切り揃えました。
札幌でもたまに見かけますが、理に適っていると思います。
半円だけに集中すればいいので、手間も時間も1/2で楽チン。

 

左側の駐車場、上屋は太陽光パネルになっています。
8台ほど駐車でき、何とも羨ましく思いました。
雪の少ない苫小牧だからできることでしょうか。

 

海から近く、海風を感じながらの作業。
冬にはサクラの剪定でまたお邪魔します。
楽しみです。

2020

9.9


日記

芝生の補修

昨日は暑かったですね。
9月に札幌で32.7℃、驚きですが、明日から急激に下がるよう。
イコロも暑かったですが、25℃くらい。普通に過ごす分にはいい気温ですが、体を動かすと汗が吹き出る。

 

昨日は前日に続き、芝生の張り替え。
たっぷり汗をかきました。
助っ人Aさんと、昨日は女性陣2名に目串打ちをお願いしました。
暑い中ご苦労様でした。ありがとうございました。

 

春はレストラン前を重点的にやったので、今回はイコロハウス前を中心にその他の箇所含めて合計約100m2。
昨日で約半分終わり、来週残りをやって取りあえず完了予定。

 

このところ補修、補修ですが、やはり10年を経過するとあちこち必要箇所が発生して来ます。
芝生も以前は最低限の部分補修程度だったのが、3年くらい前からかなりの面積をやらなければならない。
昨日も「うーん、来年はここやらないとな〜」と思ってしまう箇所あちこちありました。

 

ネキリムシへの対処、目土散布やエアレーションによる生育維持、適切な芝刈りと施肥、いろいろ複合的に手を打たなければなりません。これさえやればの決定打はない。
どんな場面も同じですね。相手は植物ですから。

 

春から見苦しい芝生の場面を見ていただくことになってしまい、忸怩たる思いでした。
でも、もう少しで取りあえず70点くらいの場面には持っていけるかと。
気温が下がれば取りあえず施肥ですが、10月の秋の場面は芝生も是非楽しんでいただきたいものです。

2020

9.7


日記

ハウスの屋根補修

先日からかかっている、イコロのダッチライト型ハウスの屋根補修。
あちこち傷んできてここ数年の年中恒例の作業となっていますが、昨日で5/9(10山9谷のうち)終了。

 

昨日は雨無し予報だったのでこれ幸いと上がりましたが、朝方は霧っぽくて難儀しました。
補修用テープであちこち補修と補強しますが、濡れていると当然貼り付かないので、ウエスを取っ替え引っ替え拭きます。
今度は完全晴れ日を狙わなければ。

 

それにしてもよく保ってくれてます。
毎年、谷部に山と溜まる雪でぱんぱんに膨らみひやひやものですが、厚めのフッ素フィルムだからでしょうね。POや農ビならとても保たない。
公園時代に、新設のハウスに出たばかりの同様の硬質フィルム「エフクリーン」を導入しましたが、30年保つと言われました。
本当かいなと思いましたが、今も現役なのでなるほどの耐久性はある。

 

でもイコロの場合は、積雪地では構造上無理とされる連棟ハウス、しかも低温設定で数ヶ月間雪乗せっ放し。こんな利用はイコロだけでしょうね。
あちこちテープの重ね貼りになっていますが、重ね重ねでいつまで保つか?
滅茶苦茶高価なフィルム、しかも半端な面積ではない。張り替えるとなるとウン百万円します。

 

うーん、足で突き破らないよう注意して残りを進めなければ。

でも、高い所は好き。気持はいい。