一昨日、取りあえずバラ輸入苗第一弾のポッティングが無事終了。
昨日は、また合間にやってるラベル入力などなど。
そろそろバラ頭の日々になっております。
今年の販売もののリストがほしいとの声も聞こえておりますが、まだ不確定要素多く、手にして顔を見るまではあるよとは言えないので、もう少しお待ちください。
期待させて無いとなった時のフォローがやっかいですので、何卒ご了承下さい。
昨日も1品種不通過の連絡あって少し落ち込みました。
確定するのは4月入ってからになるかと、北海道はまだまだ雪の中、焦らずにお待ちください。
そんな中、一昨日もポッティングしていて「これウチに植えたいな~」と思ってしまうものばかり。
自分で選んでいるわけだから当たり前ですよね~
でも、今年は余計にそう思う。
耐病性、耐寒性はもちろんなんですが、例年になく繰り返し咲きの品種多く、つるバラではトゲの少ない品種をできるだけ選んでみました。
自分はトゲは大歓迎ですが、世の中はやはり敬遠しますよね。それは理解できる。
そんな中でトゲ少ないランブラーのギスレーヌ ドゥ フェリゴンド(Ghislaine de Féligonde)。
ドイツでの場面です。
最初に見たのがドイツで、濃い緑の樹々とからまって思わず息をのむほどでした。
華々しいバラの世界とは全く違うもの、未だに自分の根底にある景色のひとつかもしれません。
花粉親は同じく大好きなランブラー、トゲの少ないゴールドフィンチ(Goldfinch)。なるほどですね。
自分の関る場面ではあちこち植えていますが、イコロでもローズガーデンの中央部のパーゴラ角にあります。そのななめ向いがGoldfinch、意図的なんですけどね~
府県では4m以上にも伸びるそうですが、北海道ではHMsk的ないい感じのシュラブ樹形でもいけるし、返り咲きも多く、香りも魅力。病害ともほぼ無縁、耐寒性も岩見沢でもほぼ問題ない、半日陰でもいける。
一家に一株的なバラだと思います。
その他、トゲ無しor少ないつるバラで販売予定のものは下記の通り。
△Christiana
◎Crépuscule
△Emerald Isle
◎Frau Eva Schubert
◎Goldfinch
◎Johanna Röpcke
△Kölner Flora
△Madeleine Selzer
◯Maria Lisa
△Neige d’Avril
◯Polstjärnan
△Sonador
◯Summer Snow, Cl.
◯Tausendschön
◎Violette
◎◯△は工藤の主観的評価(使う場面が変われば評価も変わります)。
×はありません。
いろんな要因ありで限定的になり、本来ならまだまだ見たいバラはあるんですが…
バラは奥深く、果てしない。
昨日はJimmyさんと、日高の個人邸のフジの剪定に。
色みが違って何だかですが、その作業前と作業後。
ずーっと剪定していなくかなりの暴れもの。
あんまり咲いていなかったでしょうね。
本来なら棚に収まるように飛び出た枝も詰めてもいいのでしょうが、花芽はできるだけ残して切り詰めは来年としました。
一度しっかり花見をしてもらいたいですからね。
かなり枝を抜いたので、来年は収まり良く切り詰めできるかと。
自分としては裏側に植えたつるバラ‘湖南’を助けたかった思惑があります。
5年ほど前に植えたものですが、4、5mほどに育ったもののフジに被圧されていました。
これで‘湖南’も増々育ってくれることと思います。
いずれは‘湖南’だけの棚にしてやろうとの思惑があります。
この庭に合ったのか、これほど育った株は他では見られませんから。
頭上を白鳥が飛び交い、良い天気。
気持良く作業できました。
今年は存分にフジの花見を楽しんでいただきたいものです。
昨日は今年初めての遠出、富良野まで行って来ました。
新たな現場、ローズガーデンをメインに据えて、2022年オープンを目指して今年から始動します。
先ずはバラの試験栽培と人材育成から。
このくらい準備期間があるとしっかり進められそうです。
昨日はオーナー他スタッフの皆さんとの初顔合わせでした。皆さん若く楽しみ。
札幌から滝川IC経由で約2時間半。
これから頻繁に通うことになりそう。
体はキツいが楽しみです。
昨日は暖かかったですね。
やっと真冬日からの脱却。
朝方のイコロ、キーンとした寒さがなく、もうすぐだなとの気配を感じました。
この冬はほんとに寒さがキツかった。
こんなに寒さを感じた年もなく、歳のせいかと思っていましたが年のせいですよね。
来週から苗の入荷も始まり、いよいよです。
諸々予定も決まってきており、4月はほぼ埋まってる状態。
あと一ヶ月半か、おそろしやおそろしや。
届けものあり、久しぶりに乗馬クラブリーフさんに。
馬も防寒着着るんですね。
馬着(ばちゃく)というらしい。
全員(全馬か)着てました。暖かそう。
全員元気に寒い冬を乗り越えたとのこと。
よかったです。
昨日は、打合せで久しぶりに豊平公園緑のセンターに行ってきました。
温室内では「カラーリーフ展」をやっていました。1月23日から今日まで。
2階のホールで室内のリビングやキッチンを再現したスペースに、いろんな観葉植物を展示。
その中で自分のお気に入り2点。
ヒメモンステラの斑入り(Monstera pertusa ‘Variegata’)。
講習で行く度にいいな〜と見ていて、何回か売ってくれと嘆願していますが答えはノー。当たり前ですよね。
下葉落とさず、間延びしていない。そんなモンスを大株に育てるのは結構難しいと思います。
アンスリウム フッケリィ(Anthurium hookeri)。
昔は無かったアンスの原種。段ボール様の硬い葉を四方に伸ばし、いかにも高温乾燥に強そう。
ついついいつも指でツンツンってやってしまう。
こんな寒波の中、やっぱり緑を見るといいな〜と思います。
半年間室内生活の北国、暖房つけっぱなしで高温乾燥、日中留守で低温低照度の環境など様々ですが、それぞれで使える(置ける)植物はあるわけですが、どうにも定着しない。
今回の展示会もその辺が狙いでしょうね。本来は北国こそインドアプランツのメッカであるべきだと思うのですが。
そんな自分も、昔はいろんな観葉とか洋ランを育てていましたが、今では屋外ものの外では厳しいものを少しだけ部屋の中で冬越しさせているだけ。
とくに室内に閉じこもっていることが多い今年、また洋ランでも育てようかな〜と本気で思っているこの頃です。