イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2019

1.12


日記

赤肌

昨日はいわみざわ公園でしたが、出しなの札幌は積雪ありで江別まではホワイトアウト。
案の定、岩見沢は穏やかで、いつも通りの逆パターン。

 

年末年始をはさんで、相変わらず色彩館(温室)でつるバラの剪定+葉むしりをやってました。
なんだかわかりにくいですが、梯子で上に上がっての画。

 

後半は東側のクライマーでしたが、取りあえず昨日で完了。
今季は新人2名とで、どうなることかと思っていましたが、ほぼ予定通りでしょうか。
最後になればだいぶ手慣れたようです。グッジョブ!

 

後はスピードですが、それは慣れしかないでしょうね。
咲く枝だけ残して、咲くべき太さで切り戻す。当たり前だがそれだけ。
慣れれば迷うこと無く進められます。
変なアヤはつけない。誰が切っても同じになるはず。
無心になれて、自分も楽しかったです。

 

最初の方にやったモッコウ。
以前はそうでもなかったのですが、年季が入って樹皮が剥がれた部分がかなり赤みが目立っています。

 

赤い樹肌といえば、真っ先にイチゴノキ( Arbutus unedo )が思い浮かびます。
確かアイルランドで見た巨木の写真があったはず、と探していたのですが見つからず。
替わりに出て来た2枚。

 

バクチノキ( Prunus zippeliana )の巨木。

 

チリギンバイカ( Luma apiculata )。
いずれもNational Botanic Garden Dublin。

 

樹皮が剥離して赤くなるものって結構あるものですね。
マツ類やナツツバキなんかもそうですね。
アントシアニンでの発色、植物の防御システムなんでしょうね。
植物は巧みです。

2019

1.5


日記

仕事始め

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

 

この正月はどこも穏やかだったようで助かりましたね。
今年は、昨日の4日を仕事始めとしました@イコロ。
他の3名は、年末年始もいつもと変わらず黙々とハウスでの植え替えだったよう。
頭が下がります。ご苦労様です。

 

昨日の帰りはいつもと変えて、36号線の方から札幌に戻りました。
夏は生い茂る緑で隠れてしまい見ることができない、すぐそばの白鳥湖を見るために遠回り。

 

本当に今のところ雪が少なく、ブーツのままで歩ける。
案の定、道路沿いから林間に白鳥湖が臨めました。
白鳥湖、どちらが別名かわかりませんがまたの名を丹治沼と言い、この辺りの大地主である丹治林業の所有。個人の名前が付いた湖は全国でもここだけのようです。
昔はホテルや遊園地、ボート遊びの施設もあったようで、札幌の知り合いも昔ボートに乗りに来たと聞いたことがあります。
今はその面影も無く、夏は全く隠れてしまうので秘境っぽくはあります。

 

縄文時代は現在よりも2~3℃気温が高く、海面も5~6mは水位が高く苫小牧市内は海の底だったよう。その名残りでウトナイ湖を中心にこの辺りには10の湖沼があります。
今年は少しイコロの周辺探索をしてみたい。
「美々貝塚」や「植苗貝塚」もありますからね。

 

年末から読書三昧。
縄文関係の本も数冊読みました。
太古に思いを馳せる、自分にとっては至福です。

2018

12.30


日記

仕事納め

昨日はいわみざわ公園、行きも帰りもホワイトアウト、とくに行きは全く周りが見えずもうダメかと思うほどでした。
一冬に何回も経験してますが、こればかりは毎度命が縮む思いです。

 

一昨日、昨日で積もりました。
現在80cmくらいでしょうか。
バラ園に入ろうと思いましたが、長靴でも無理、断念しました。

 

昨日の岩見沢を今年の仕事納めとしました。
イコロではなく岩見沢、今年の自分の動きを象徴しているようです。
今年は新たな体制、通い詰めましたからね。
でも、皆さんの頑張りで何とか形は整ったかと。
で、来年は少しは通いの頻度を落とすことができると思っています。
体もキツいし、新たな他の現場の予定もあり、イコロにもできるだけ入り込みたいですからね。

 

今日から年末年始の恒例行事期間に入ります。
と言っても、家内と二人、大げさなことは無く、正々堂々と読書三昧でしょうか。
いつもと変わりませんね。
でも、縮まった命を少しは延ばせるかな。

 

皆さん、良いお年をお迎えください。

2018

12.25


日記

賑やかなクリスマス

世の中三連休、クリスマスですね。
自分は一昨日、昨日と自宅にこもり、帳簿類のまとめ。
今年は現場に集中!と放っておきましたからね。
クリスマスらしくはないのですが、おかげさまではかどりました。
冷や汗かきかきでしたが。

 

先日から夕方、ヘリやらセスナで上空が騒がしい。昨日がピーク。
昨日までスペシャルナイトクルーズだったようです。
ヘリ10分間の飛行で大人12,000円、微妙な金額ですね。
手を振ってみるかと家内が言ってましたが、見えないですよね、きっと。
でも、一度は乗ってみたいような気もします。
自宅上空を指名できないですかね。
その時は家内に目一杯手を振ってもらい、上空からほくそ笑みたいものです。

 

クリスマス、それぞれのクリスマスなんでしょうね。
直前にはインドネシアの津波もあり、相変わらずクリスマスどころではない人が世の中にいっぱいいるわけで、いつもながらお祭り時には慎ましくのスタンスの我が家でした。
上空は賑やかでしたが。

2018

12.20


日記

立入り禁止

昨日はイコロのハウスで少し作業。
その前にガーデンを一回り。
積雪10cmもないでしょうね。
札幌や岩見沢と違い、まだまだブーツでも歩けます。
出しなと帰ってからの札幌は雪が舞っていましたが、イコロはいる間はずーっとピーカン。
これからはこんな日が続くんでしょうね。
寒いですけどね。

 

ローズガーデン外周のニオイヒバの垣根にまわした動物ネット。
風や雪の影響もなく、しっかり張ったままの状態で安堵。
少しでも隙間があれば入り込みますからね。

 

シカやらウサギやらの足跡はあちこち見られるものの、ネットの前まで来てはUターン。
ネット前で立ち止まって、山ほど糞がある所もありました。
うん、うん、いい案配。
「うーん…」と戸惑っている姿が想像できる。

恨めしくネットを見ているんでしょうね。

 

これからが厳しい季節、動物たちにも大変な時期です。
でも、囲いの中は諦めてね。