昨日は極上の日和でした。
このところ、イコロにはできるだけ朝早くに行くようにしています。
本当に静かで、暑くも寒くもなく、これ以上望むべくもないような朝でした。
どこも朝日を受けてキラキラ、少し前には感じられなかった空気感、やはり秋になったのですね。
全ての季節にそれぞれため息が出るのですが、夏が終わってまだ秋が深まる前の、夏の名残りを感じるこの時、とくに好きです。
ざっくり全体を歩いていらない草を抜いてから、ローズガーデンのまだ残っている花切り。
「何で一人ここでこんなことしているんだろう?」、「ずーっと生きてきて、どうして今ここにいるのか?」、「自分は何を求めて今いるのか?」等々、等々。
どうにも哲学的な思いが頭の中をぐるぐる回ります。
この時期だから、朝の時間の為せる業でしょうね。
時間が経ち、人が来ればそんな思いも消え去ります。
昨日は知り合いに会うことができ、また、お会いしたかった人との出会いもあり、それはそれで楽しい時間を過ごせました。
最初にローズガーデンに入ってきた家族連れ、
「ハマナスしか咲いてないのね」
「確かハマナスはバラ科だからじゃない?」
「そうなんだ、バラの仲間なんだ〜」と。
「いやいやハマナシはバラ科のバラ属、バラそのものなんですよ」と思わず喉まで出ましたが、余計なことは言わず。
これから最後の10月末まで2ヶ月、短いようでまだ2ヶ月もあります。
花を愛でるだけではなく、いろんな思いを感じる、それが庭だと思うし、それを感じられるのがイコロだと思う。
これからの2ヶ月のどんな日も極上と思います。
是非お越しください、お薦めです。
昨日も除草、いわみざわ公園で。
ボランティアの方々とテストガーデンの除草。
テストガーデン、新品種を3年間同じ条件で栽培してみて、岩見沢に適する品種を見つけようとの場面、リニューアルの際に設けました。
AARSやADRみたいですが、うん真似です。
一地域、各品種5株なので比較にならないほどのミニ版ですが、完全無農薬なので耐病性はある程度見られるし、何よりも重視したいのが耐寒性の程度。
しっかり継続できるよう模索中ですが、期待しています。
そのすぐそばのイングリッシュローズガーデン。
宿根草もだいぶボリュームが出て来て、らしくなってきましたが、どうにも今ひとつ伝わって来ない。関る人の思いみたいなものが感じられない。
この辺って、どこの公共施設にも共通して言えることかもしれませんね、難しい。
周りを囲むカツラの生垣の成長と共に、この辺の人の思いが伝わる場面に、今後期待したいものです。
夏花のアガパンツスやフロクスが咲いていましたが、その中でも目を引いたのがフクシア。
上から基本種の Fuchsia magellanica var. gracilis、その園芸品種の’Alba’と’Tricolor’と’Aurea’。
しっかり育ってくれていました。
百合が原〜Gee’s時代からの末裔ですね、懐かしい〜
とくに’Alba’の育ちがいいですね。
温室前などドーンと大株のペチュニアが飾られていますが、こんなフクシアでもいいですよね。
真夏にフクシアなんて本州では考えられないでしょうね。
どんどん殖やしてあちこちで使えればいい。
そんなところから、らしさが出るし、景色が変わってくると思うのです。
昨日はイコロでしたが、行き帰りの高速の様子はまだ平常時と少し違い、お盆の影響でしょうか。
木、金を休んでしまって10連休なんて話も聞きましたが、ってことは今度の土日はまたUターンラッシュでしょうかね。
10連休なんて自分なら職場復帰はできないかもしれません、まあ関係のない話ですけどね。
そのお盆中、イコロはもちろん、他でも除草三昧でした。
合間に行った墓参りでも、自宅でも。
目標にしていたイコロのローズガーデンも無事終了。
パートの方々も頑張ってくれました。感謝です、ありがとうございました。
で、昨日は心置きなくマルチング。
これで冬までほぼ除草は必要ありません。
できる限り気合いを入れて宿根草雑草を抜いたので、かけてしまえば明発芽が多い一年草雑草はかなり抑えられます。後で出て来るだろう宿根草雑草もモヤシで抜きやすい。
どこでも、とくにバラからみの場面ではマルチングは必須としています。
でも、この前処理、徹底除草が前提です。過去にこれを端折って痛い目にあってますからね(もう時効かな、すみません)。
講習会でいつも語るマルチングの7つの効用(最近は括弧付けを加えて8つの効用としてますが)は下記の通り。
• 地温上昇の抑制
• 土壌の保湿
• 表土の固化回避
• 土壌改良
• 病害の予防
• 雑草の抑制
• 景観の向上
• (冬期:根の凍結回避)
ですね。
雨の多い本州暖地(今年はとくに多いですね)では、過湿や害虫の発生源などの危険からデメリットも大きいかもしれませんが、北海道では欧米同様使えます。
ただ、なかなかいい材料が見つからない。
多くあるのは製紙用と同様の切削チップ、園路舗装材としてはいいが、理由は長くなるので省きますが、どうにもあのペラペラものは使いたくない。
今回使ったのは針広混交の粉砕チップ。
6月に入れた真狩産のもの。自分にとっては宝の山に見えてしまいます。
中心の部分はかなり醗酵が進み、昨日も湯気出るほどで、雨模様の昨日は触っていて温かくて気持よかった。
ほどなくいい腐植になるでしょうね。
窒素飢餓も懸念されますが、春先に入れた馬糞堆肥が効いてくれるし、腐植化が進めばやり繰りできます。
講習会で話している「2層構造(下層:腐植層、上層:未分解層)の維持」ですね。
4cm厚、計算上は3年は保ちます。
昨日も案の定、チップ中のカブトムシを慌てさせてしまいましたが、これからいっぱい微生物が増えて活躍するでしょうね。
裸地は不自然、自然に倣え、です。
世の中、お盆バージョンですね。
どこへ行っても空気感がそんな感じになっています。
明日から6連休なんて話も聞きました。
なんかゴールデンウィーク並ですね。
まあ世の中が休みということは自分のペースで動ける訳で、助かることは助かります。
そんな時は、延ばし延ばし後手になっていることを片付けるにいいチャンス。
自分はイコロの除草でしょうか。
昨日は午前中から雨との予報だったので、久しぶりに早朝出勤。
雨前までにできるだけ進めようと4時頃に家を出ました。
久しぶりに見た街なかの朝焼け。
大通公園方面がきれいに染まっていました。
それにしても日に日に、日の出が遅くなってますね。
何か寂しさを感じるほどです。
雨が降り出してきた8時頃までほぼ3時間、ローズガーデンの中で文字通り這いつくばっていました。
まだ虫も出ていなく、茂みの中の作業は朝方にかぎる。
今の狙い目はカタバミ。
いやな光景かもしれませんね。
大分果実が膨らんできて、そろそろタネがはじけそう。
むやみに触るとはじけるものもあるので、地際を掴んで、頭を振らないように抜き取ります。
今までは広く浅くを心がけてきましたが、そろそろ徹底除草の段階に入っています。
ローズガーデンはマルチングも大分薄くなってきて、かなり草が入り込んできているので、一度徹底除草をしたら裸地部にマルチングをかけようと思っています。
そうすれば今シーズンはそのままでいけるでしょう。
花摘み、花切りもしたいがそれは後回し。
後世に禍根を残さないように、です。
合間を縫っての除草、お盆中には決着したいものです。
もう少しで4時、そろそろ出動します!
昨日も夏らしい日差しでしたね。
でも、イコロは22℃くらいですから、気温的にはこれ以上無いほどの絶好な日和ではありました。
昨日は久々にナーサリー横でストックもののバラの手入れ、やはり直射日光下では暑く感じました。
時々通ったナーサリーの日陰ものコーナー。
やはり日陰は涼しくて、ずーっといたいほどでした。
椅子、テーブルもあるから、ずーっといてもいいんですよね?
お薦めです。(自分なら嫌われてもいるな~)
まだまだいいギボウシありますね、今の内、来年あるかどうかはわからないのでお買い得と思います。
考えてみれば、自分はほとんどバラがらみなので、いつも日当りにいる訳で、当然真っ黒黒助になる訳ですね。日陰にはまずいないですから。
まあそれは諦めてはいます、逆らえません。
売り場の横で座り込んで作業していると、いろいろ話が聞こえてきて面白い。(すみません)
他でも、何処でもそうですが、圧倒的に「かわいい~」が多い。
何でも「かわいい~」ですね、今は。
集団になるほどこの言葉が飛び回る、とくにオバさんたち。
これってどうなんでしょう?
「かわいい~」って、基本的に上から目線ですよね。
自分は孫を「かわいい~」って思う、それは当然と思います。
でも、植物を「かわいい~」とは思わない。とても思えない。
単に「それが好みだ」っていう意味合いになっているんでしょうかね、今は。
そうなら、ボキャブラリーが貧困、少し寂しい気持にもなります。
とくに同業の方から聞くと辛くなります。
すみません、余計な話でした。
ポケモンの団扇。
思わずコンビニで買ってしまいました。
それを「かわいい~」と思うオジさんも変かな~