イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.7.3日記

ずーっと雨


改めて自分が言うこともないですが、ずーっと雨ですね。
この時期こんな天気は経験ない。
例年だと6月から7月の北海道は空気が乾いて最高の季節のはずですよね。
木曜くらいまで雨のようで、台風も重なりかなりの雨量になるようで心配です。

 

昨日は昼頃まではどうにか降らないとの予報だったので、早朝からいわみざわ公園で花摘み+花びら拾いをしていました。
鋏を使うのは後、とにかく雨の合間に花だけでも摘んでしまわなければ落としたら厄介ですから。
山ほど摘みましたが、改めて各品種の花を確認でしたし、何よりも株が回復しきれていないブッシュローズの花を早めに摘めたのは株のためには良かった。
縦通り+渦巻きのブッシュローズは、本来であれば花を咲かせないで蕾を取りたいほどでしたからね。
だらーっと咲いていられるよりは助かる、苦し紛れですが、何事もポジティブ思考が重要です。

 

昨日の自分のいちばんは、入口すぐのウェルカムガーデンのAlexander MacKenzie。

 

 

中央部のブッシュは苦戦していますが、手前にシュラブを植えておいて正解でした。
どんな気候にも耐えれますからね。
Z3、花粉親はQueen Elizabethで、New Dawnやスコッツローズの血も入る寒冷地向きのシュラブローズの典型のような品種です。
作出地のカナダでは非常に評価が高く、かつて百合が原でも大株に育っていました。
岩見沢でも背丈以上の大きな開心形になり、安定感は抜群。
こんな品種群で構成したいものですが、いつも言いますがカナダ、アメリカものは入手は非常に難しい。熱帯夜の本州では評価されないでしょうしね。

 

さて今日も某所で植え込み。
少し雨が弱まるようですが、何とかひどくならないことを祈るのみ。