イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.8.4日記

サビタ


イコロへの林道沿いのノリウツギ( Hydrangea paniculata)。今が旬。
いつもシカが飛び出して来る所。
毎年今頃見られる光景ですが、今年はとくに花付きがいいように感じます。
雨多いせいでしょうかね。
蒸し暑い中では救われる白花です。

 

イコロからだと、千歳方面より苫小牧方面の方が個体が多いような。
じっくり観察すれば個体によって装飾花の割合に違いがあり、それを突き詰めれば面白いんでしょうね。
アメリカノリノキ(Hydrangea arborescens)からのアナベルのように。

 

でもまばらに装飾花を付けた原種にこそ、清涼感、奥ゆかしさ、楚々としたものを感じます。
歳のせいでしょうかね。