イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.3.29日記

ダリアの分球


昨日は昨年から関る定山渓ファームに今季初めて行ってきました。
屋外作業が始まる前に、先ずは昨年掘り上げたダリアの分球。

少し早いような気もしますが、やれることは進めておきたい、今はそんな時期ですからね。

 

心配だったのですが、保管温度に気をつけてくれたおかげでほぼほぼ歩留まりは良かったので、安堵しました。
手前の刃物はダリア分球用のもので、昔百合が原公園で使用していたもので、拝借してきました。

 

先に刃が付いているので、こうやって縦使いします。
昔取った杵柄、やはり案配がいい。

 

売るわけでもないので、あまりがめつく分けませんでしたが、それでも500球くらいに。
売るほどありますね。
昔は切り口に殺菌剤をたっぷり塗布したものですが、今は使いたくもないので自然癒合を促します。
すっからかんに乾いた赤玉土を使ってバットに仮植、ハウスの中でできるだけ高温を保ちます。
キュアリングですね。

 

今年は春から二期工事の造成が始まります。
果樹園ではダリアは良くできる、昨年そう感じました。
地力のせいでしょうね。楽しみです。
今年もあちこちで活躍しそう。