イコロの森

工藤敏博の植物日記

2021.5.13日記

バラの村シュタインフルト


昨日の朝で取りあえずローズガーデンのつるバラ剪定+誘引が終わりました。

 

最後の方のDorothy Perkins。やはり抜群の安定感。
これだけ枝が残っていれば楽しい。
ランブラーのテリハノイバラ系、ノイバラ系どちらも、原種から離れていない品種は強健なのは当たり前ですよね。

 

その横の返り咲きのランブラーRosendorf Steinfurth ’04。
イコロのオープン時に植えたので13年ほどになりますが、毎年よく育ち咲いていたものの、ずーっと背丈ほど。ランブラーらしくはない。
それが、昨年突然目線くらいの所から太いサイドシュートが2mくらい伸び(右から中央に伸びてる太枝)、うん、やっぱりランブラーなんだと納得。
そういうこともあります。

 

今年こそはまた入れたくて何回かやり取りしたドイツのSchultheis(シュルタイス)のつるバラ。
コロナで断念、また来年チェレンジしたいものでです。
品種名は「バラの村シュタインフルト」。Rosendorf~と言えばKordesのRosendorf Sparrieshoopが有名ですね。
昔訪れたSteinfurth村、Schultheisもそうだが、バラの生産者が集まっている至宝のような小さな村でした。
このコロナ禍で今はどうなっているんでしょうか。

 

墨絵みたいな画だけなので、最後にそのRosendorf Steinfurth ’04の開花時の様子。

 

ドイツものらしからず暖かみのある微妙なグラデーションが愛らしい品種。
病気とは無縁。
今年はつるバラっぽく咲いてくれるはずです。