イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.6.11日記

バラ園はしご


昨日はいわみざわ公園、暑いのを覚悟していましたが、思いの外それほどでもなく助かりました。

 

駐車場入ったところの中央部の大山。
道立林業試験場作出の‘ノーストピア’。
リニューアルの際に試験場から提供を受け移植した株です。
カラフトイバラ(Rosa davurica var. alpestris )×ノイバラ、確かに納得の花と葉ですが、凄まじい樹勢です。
高さ2m以上の大山、小さい庭ならこれで埋まってしまいますね。広い場所に植えておいてよかった。

 

昨日はハマナシ類の枯れ枝抜き。

 

先ずはハマナシの園芸品種のコレクション、通称ハマコレ(誰も言ってないか?)から。
今年も2品種追加しました。なかなか難儀していますが目一杯集めたいものです。

 

この植え床に先日敷き均されたマルチング。

 

バラ園から出たバラの枝、葉、花の混合もの。100%バラだけのチップ、1年堆積もの。
葉と花は分解していますが、木質部はまだ残っています。
以前百合が原公園でも作っており、養分分析したらかなり肥料分高い結果でした。
何よりもこの混ざり感と色みがいい。
バラ園から大量に出る材料、今はハマナシだけですが、今後は他のバラにも使いたいものです。

 

帰りに寄った大通公園。
この所ほぼ毎日覗いています。

 

自分の基準品種ベティちゃん(Betty Boop)、3分咲きくらいでしょうか。
やはりどこよりも早いですね。
左のHoney Perfumeは早くも満開近い。
こんなに早咲きだったかな?
開花時期、もちろん気温の影響が大ですが、剪定の時期と程度、枝の越冬具合も大きな要因になるんだな〜と一人納得。

 

いい顔見せてくれてました。
スパイシーな香りも楽しめました。

 

バラ園、お奨めは朝方と夕方ですね。
ソーシャルディスタンスも十分に確保され、甘い香りも楽しめますから。