イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.5.29日記

一番乗り


自宅の放任のハマナシ、5/24に一輪開花し、今は10輪ほど開花。
昨年は同じ株の一輪開花は27日。今年は少しだけ早い結果に。
昨日のいわみざわ公園のハマナシ、どうかと思って見てみましたがまだ開花は見られず。
今日は一輪開花が見られるかも。

 

バラって最初の一輪は妙に早い。
どんな世界にでも気の早いやつはいるものです。

 

今年のいわみざわ公園の一番乗りはピンピネリフォリア( Rosa pimpinellifolia)。

 

レストラン前のスコッツローズのコレクションの中にある一株。
園芸品種のDunwich Roseあたりかと想像していましたが、基本種のピンピネリフォリアでした。
何故か毎年いつもハムシが花に集まっているような。
待ってたぞ、って感じなんでしょうね。
他の蕾もかなり膨らんできているので、もうすぐ次々に開花が始まります。
どれも存在感のある株になってきたので楽しみ。是非見ていただきたい。

 

シュラブやオールドローズも品種によって差はあるものの概ねいい感じ。
問題はメインのHTやFlのブッシュ。
昨日も一人で這いつくばって泣く泣く切り戻し+芽かきをしていました。
こんな悲しい作業は職員や作業員にはやらせられない、自責の念を持ってやってました。
当然シュートも伸びてきて、ある程度賑やかに咲いてくれるだろうが、こんなのは工藤のバラではない。

 

本来なら全部ピンチしたいのですが、怒られますよね。
うーん、悪循環だな〜
咲けば良いってもんじゃない、宿根草ではないですからね。
今日でおそらく切り戻しは終了。
うーん、またいろいろ考えながらやることになるんだと思います。