イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.7.22日記

三羽ガラス


熱波のヨーロッパとは比べようもありませんが、昨日は暑かったですね。
札幌の個人邸などほぼ一日バラを切っていました。
このところ芝刈りか草刈りかだったので、暑かったが体が随分楽ちん。

 

その草刈り、主な対象は明日からのLOPPISのための臨時駐車場などでしたが、今年はウマとヒツジとの共同作業でした。

 

他のヒツジは別に集団でいるのですが、この雄は他の雌たちと隔離しなければならず、試しにウマと一緒にしたところえらく仲良くなったとのこと。いつもくっついています。

 

伸ばした草を刈るには、ハンマーモアみたいのがあればいいが、イコロのモアでは高い草に歯が立たないので、通常2回刈りするか、刈払いで一回丈を落としてからになる。
それを事前にウマとヒツジに食べてもらった訳です。

 

ウマが草の高い部分を食べ、その後ヒツジが残りの低い部分を食べます。
その後ニワトリが地表部分まで残さず食べれば完璧とのストーリーもあるのですが、キツネなどから防御できないので今のところ最終仕上げはモアで。
でも、時間と燃料がだいぶ節約できました。1/3くらいになった感じかな~。

 

大きくなった子ヒツジ。一日中食べてるものです。
ありがとう。

 

そしてイコロのカラス。

 

自分の認識ではイコロはペア一組だけのテリトリーかと。
都会のカラスとは全然異なり、他の個体との関係性からすれば羨ましい限りの環境かと思います。
都会のカラスはしょっちゅう喧嘩してますからね。

 

写真の三羽はそのペアの今期の子ガラスたち。
全く人懐っこく、とくに早朝作業していると移動するたびについて来る。
一昨日草刈りしていると、すぐそばまで寄って来て、親からもらったであろう動いているクワガタを見せびらかす。
まだ口の中が真っ赤なうちは無邪気なものです。
「遊んでられないから」と無視。

 

街中では3羽は育てられないでしょうね。
ヒツジもウマもカラスも、元気に育ってほしいものです。