イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.11.24日記

仮想×現実


一昨日通りかかったススキノ。
昼だから人は少ないですが、車も人もこれほど少ないのは元旦くらいかもしれません。
いや元旦でも観光客やらもう少しいるでしょうね。
4番街も大通公園も、驚くほど人が少なかった。
何かSFっぽい。

 

人生わからないものです。
パンデミック、しかも今や自分の住んでいる所が感染の集中地になっている訳です。
各々の人生には大きな出来事はあるんだろうが、自分にとっては、やはり東日本大震災と思っていたのが今回のコロナ禍。
これで終わるとも限りませんよね。

 

その都度深いため息を吐き、生き方自体を見直し、リセットしてもがいている訳ですが、今回のウイルスに関しては増々個々が内向きになっていくのではと危惧してしまいます。
周りの実在の関係性より、よりSNSやバーチャルな世界に向かっていくのかと。
それこそSFっぽい。

 

昨日はイコロで恒例の動物除けのネットやPP巻き。

 

想定する相手はエゾユキウサギ。
体長50cmほどの彼奴等が堅雪の上に立っても入れない、食べられないようにするのが目的。

 

人のいない所での作業、マスク無しで思い切り息を吸い込めるのは何より。
動物の気配や自然の機微を感じての作業、何よりそのリアル感に安堵します。

 

仮想×現実、現実を実感するのも難しくなっていくのでしょうか。
そんな世界には自分は生きられないし、生きたくもないな。