イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.10.26日記

冬囲い講習行脚


昨日も良い秋晴れ。
でも明日から雨続きのようで、今日が狙い目かもしれませんね。
何の狙い目?冬前の諸々、いろいろありますよね。

 

10月ももう少しで終わりますが、今月はあちこちでの冬囲い講習が何と10回。
今日からとどめの3連発、3日に1回どこかでやってた計算になります。
やはり、北国では冬囲いは一大イベントですね。

 

いつもそうですが、男結びは「どこかで覚えてね」と放っとき。
それをやり始めるとそれで終わってしまいますから。
それよりも「囲い前に枝を切る、切らない」がいちばん多く語っているかもしれません。
場所が変われば、モノが変われば、年数が変わればそれぞれ違う。
どこでも切り詰め一辺倒の株が目立つ。
確かに雪中に入れるための切り詰めが必要な場合は多いものの、生かせるものならなるべく残したい。
腰高あるいは目線で見るほどのバラこそ目指したい。切らなくてもいいバラもいっぱいあります。

 

昨日のいわみざわ公園、縦通りと整形式の花壇の一部の土壌改良の工事が始まっていました。
リニューアル以来初めての本格的な土改になります。
マルチングなどの表面処理で腐植化した10cmほどの表層と、腐植が分解した下層がはっきり分かれているのが見て取れます。
工事箇所以外も待った無しの状態なので、先日簡易な方法で終了しました。

 

どこまでやり切れるか微妙な時期ですが、やれるだけのことはやりたい。
本当はいろいろ語っている場合ではないんですけどね。
雪までの最後のあがき、ですね。