イコロの森

工藤敏博の植物日記

2021.8.22日記

晩夏


芝生の中をのろのろ歩いていた未熟者のカブトムシ。

木の根元に移動してやりました。

 

今日から雨模様みたいなので、昨日はイコロの芝生の施肥としました。
一昨日刈ったので、芝目(刈り跡のライン)が見えるうちにやれば撒きむらなくできますからね。

 

一昨日、例の散布機をハウスの中で何回か調整しましたが、どうにも出過ぎる。
また撒きむらでグラデーションができるのもいやなので、今回は手巻きとしました。
時間はかかるものの、やりたい所に多めに撒くなどアレンジでき、確実ではあります。
また三万歩はいったでしょうね。
右手でふりふりして散布しますが、これはいつも震えているのでかえって好都合かも(笑)。
もう1回、9月下旬にやろうかと。

 

ローズガーデンの‘Hansa’。
一番花よりやはり小さいが、最後までぼつぼつ咲いています。
樹形のまとまり、花付き、香り…やはりハイブリッドルゴサの中では最高の品種の一つと思います。
この時期、来年のバラのラインアップを練っていますが、やはり外せません。

 

ローズガーデン、年々ルゴサが目立って来ていますが、昨年植えた予備軍もあり、ますますルゴサが主役になりそう。
無為自然、なるべくしてなることであるかと。

 

裏の道具小屋のそば、幹が湾曲に曲がったその先端に花を付けたタラノキ(タランボ)。
道中の道沿いでもあちこち目に入りますが、淡緑色の花は夏の終わりを感じさせます。

 

晴れ日であっても風や光は夏のそれではありません。
この時期いつも、一日中イコロのカフェで本でも読んでいたいなと思ってしまう。
でも、芝生の草なんかが気になって自分は無理ですが、皆さんは、是非どうぞ。
そんな日も貴重になってきています。