イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.6.9日記

祭りの後


いつの間にか今年も半分にさしかかっています。
本当に毎日が早い。
何とか無事に終えることができたLOPPIS x PLANT FAIR 2017も、何か随分前のことのように思ってしまいます。

 

今さらながらではありますが、改めまして関係者各位、お越しいただいた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました!

 

いつもはイコロのハイシーズンに開催していたので、終わってしまえば祭りの後状態なのですが、考えてみれば今年はこれからがハイシーズンなのですね。
ガーデンも、いくつか同時進行の工事物件もこれからが本番、正に現在進行形の真っ只中、しばらくは怒濤の日々が続くイコロ組です。

 

LOPPISまでには終えようと思っていたバラの枝切りも、まだ数日かかりそう。
Jimmyさんのガーデンツアーでも「まだ枯れ枝が残っていますが…」と苦しい弁明をさせてしまって…本当に申し訳ない。
本当はピカピカで皆さんをお迎えしたかったのですけどね。
バラの季節までに終わらせたい、否、終わらせます。

 

で、今年も先を越されました。

 

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バラの枝中での小鳥の営巣。
ヤバいものは先に済ませたのですが、後回しにしていたHMskのMozartにしっかり作られました。
数日前から出入りしていたので、もしやと思い覗くと3個の卵が。
昨日近くの現場から戻って再び覗くと1個に。
チッ、チッ、と鳴き、黄色っぽかったのでアオジでしょうか。
無くなった2個は誰がどうしたのか?

 

あちこちのバラ園では、そろそろアブラムシで難儀していますが、イコロはいろんな虫や鳥たちで賑々しい。
鳥たちも、せっせと毛虫を食べてくれているのでありがたい存在ではあります。

 

ホワイトガーデンもいろいろ咲き出し、大分らしくなってきました。

 

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リキュウバイ( Exochorda racemosa)が満開でした。
暴れた姿がイコロらしい。
同じく白花のミツバウツギ( Staphylea bumalda)も大分目立って、もうすぐ満開。

 

これからイコロはハイシーズンを迎えます。
祭りの後の静かなイコロ、これも極上。
是非お越しください!