イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.4.30日記

筋肉痛


この所、筋肉痛であちこちビリビリです。
春の剪定のこの時期と、冬囲いの時期は一年で最も体を酷使するのですが、今年は特別かもしれません。

 

昨日は大通公園4日目。
いちばん先に切ったBetty Boopは、もうかなり葉が展開しています。やはり早い。

 

どこもそうですが、この状況でボランティア活動が自粛され、所によっては作業体制も縮小されているので、その分否応無しに自らばんばんとの状況になっています。
これだけ切るのは数年ぶりかもしれません。
切るのは楽しいのだが、体がキツくなっています。

 

昨日切ったMärchenland。
株元は拳大になってきて、太枝もしっかり確保され、Fl理想の腰高の株になってきました。

 

去年の写真ですが、ウェーブのかかった明るいサーモンピンクの花はまさしく「おとぎの国」。濃緑の葉と赤みを帯びるステムもいい。フルーティーな香りもお腹いっぱいになる品種です。
ドイツのTantauの品種ですが、何故か現地ではそれほど評価されいないようで、今ではほとんど生産されていません。もちろん日本国内には無い。
北海道では素晴らしいんですけどね。ADRものより上だと思います。

そんな品種たまにあります。

 

大通公園、今年は最高の花を見せてくれると思います。
これも担当者の頑張り、そして何より10年に渡るボランティアの方々の地道なご協力の賜物と思います。

 

花の季節、花切りを自分でばんばんとはならないことを祈るばかりです。
是非皆さんと楽しみたいものです。