イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.5.10日記

紺屋の白袴


昨日、一昨日と久しぶりにイコロでの作業。
あちこちでの講習やら、あちこちのバラの剪定も一段落、やっとホームグランドに戻ってきたわけです。
「紺屋の白袴」状態ですが、紺屋も寝ないで励めば自分の袴も染められるでしょうが、酒も飲まなければならないし、寝なければ保たないし…

 

一昨日早朝に自宅で掘り上げて移植したノイバラ2種。
別名Seven Sisters RoseのRosa multiflora var. platyphyllaと、別名サクライバラのR. multiflora var. cathayensis
既に葉が展開していて直接移植するには切り詰めるべきでしょうが、できるだけ枝を残したいので、消耗を避けるために新聞紙でぐるぐる巻きに。
昔は結構高さのある樹木も、少し時期が遅れた場合は同様に新聞紙を使いました。
しばらくこのままにしておきます。
今どきこんなことする人はあまりいないでしょうね。
風を防ぎ蒸れないし、新聞紙効果は絶大だと思うのですが。

 

他にも秋に掘り上げてポット植えにしたガリカローズが20株ほどあり。
これは行く度に順次植えていきます。
行く度に毎朝3株を自らに課しています。
一気に植えればいいのでしょうが、体に負担をかけないため朝だけ、その後は剪定に励めばちょうどいい。

 

昨日は、先日のローズトレーニングで剪定を一緒にと呼びかけて4名が参加してくれました。
ありがたい限り、言ってみるもんですね。

 

自分はパーゴラのつるバラの剪定と誘引。
その脚立上からの画。
芽出しが進んでいるものからと、昨日は園路沿いのAlba Meidilandとノイバラをやってもらいました。
どちらもかなりの茂みになっていて時間がかかるので助かりました。

 

やはりイコロの芽出しは遅い。
札幌のGW前くらいの状態でしょうか。
この時間差があるから何とかやり切れるのかもしれません。
どこも同じなら完全にパンクでしょうね。

 

この後も少しずつ進めます。
終わる時には終わります、きっと。