イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.4.5日記

講習一発目


昨日は百合が原公園での講習、バラの基礎講座#1「バラの系統と種類、特性など」。
3月の講習は軒並みキャンセルだったので、昨日が今年の一発目でした。

 

もういいのかな?とも思いましたが、少人数、間隔空け、通気図ればOKとのことで実施。
やはり事前申込者のキャンセルも多かったようで、10名ほど。
一回目は座学。いつもは管理事務所なのを広い温室内に間隔を空けて椅子を並べ、天窓、側窓を開けて通気を確保。
当然自分も含めて全員マスク着用。

 

マスクをしての講習は、30年以上やってきて初めての体験でした。
2時間喋りっ放し、始めは違和感あったものの慣れるもんですね。
聞いてる方の表情が読めないものの、こちらの表情も相手にはわからない、愛想作らなくてもいいのでその点は楽だったかもしれません。
でも、やっぱり異様ではありますね。
そんな中でもお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

始まる前に久しぶりに温室内をさらっと見て回りました。

 

写真には入っていませんが、結構入館者がいました。
ツバキもまだまだ咲いていて、いつもなら春を待ちこがれる人でもっともっと賑わっているんでしょうが…

 

ギンヨウアカシアもまだ花が残っていました。
6mほどに育った大株を見る度に、背丈くらいの株を植えたのにな〜と思ってしまいます。

 

奥の壁面にはクレマチス アルマンディ(Clematis armandii ‘Apple Blossom’)が満開。
これもポット苗からでしたね。

 

直径50cmほどに育ったロツス(Lotus hirsutus ‘Brimstone’)。
新芽の葉色がいいですね。寄植え用のチビ苗とは別ものです。

 

満開のデンドロビウムのスペキン(Dendrobium Specio-kingianum)。
ぱんぱんに根が回った8寸鉢の大株。これほど根を回して本領発揮。
やはり大株仕立ては迫力ありますね。

 

どれを見てもよく育ったものだとの見方をしてしまいます。

 

もうすぐ屋外でもいろいろ咲いて来ます。
早く平常に戻ってほしいものです。