イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.1.9日記

趣味の園芸


今日から社会復帰の方も多くいるんでしょうね。
年末から13連休なんて話も聞きますが、自分は無理ですね。
13連休なんてしたら、別の自分になっちまいそう。
それもいいかもしれませんが…

 

昨日もイコロで在庫の鉢バラの剪定など。
横では黙々とkimさんが、シャクナゲなんかの植え替え。
冬のいつもの光景ですが、祝日でもあり、外部とのやり取りや突っ込みがないので、休みバージョンのワーキングホリデーでしょうか(意味違うか?)。

 

正月三が日明けから、自宅でやってるバラのタネのヒップからの取り出し+選別〜貯蔵。
自宅のシュラブが主で、プラスつるバラなど数品種。
ヒップからタネを取り出し、ウエットテッシュで発芽抑制物質を拭き取り、水にぽちゃん。
浮きタネは除外して、沈んだタネだけを水浸け冷蔵保存します。

 

今年は写真にある解剖用のメスが重宝しました。
何故か我が家にはこのメスなどの解剖用のツールがいろいろあるのですね。
これ、お薦めです。

 

バラの育種家は何万、何十万粒もの実生から選抜を重ねる訳ですが、そんな世界とは別次元、趣味の園芸ですね。
でも、タネから育てるって植物栽培の基本と思います。
一発狙いのハイブリッドは宝くじ並でしょうが、原種類やつるバラなんかは他の植物同様、形質落ちることなく楽しめます。

 

そして、発芽後の選抜が面白い。
選ぶのは自分で、選ばれるのは君。
美人薄命、不細工長寿(こんな格言ないか?)、結構そうなる、それを予想するのが面白い。
趣味の園芸ですね。
楽しいです。