イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.7.12日記

20年


昨日は羽幌日帰りでした。
やはり腰痛、腕上がらず状態が続いていますが、何とか帰還。
この所、毎日一山越えをしている感じ、いつまで続くやら…

 

オロロンライン、羽幌手前の小平町大椴辺りの白花ハマナシ。
200mほどの間に小群落然にぽつぽつあり。
いかにも自生風ですが、20年ほど前に道路沿いに回避駐車スペースが作られた際に植栽されたものです。
自分、当時の植えられた場面を目撃しています。
植栽当時は誰が見ても修景植栽だったのですが、その後管理されずほぼ放置。株抜けもありで、自生もの然となっています。
うーん…
この辺りはほぼ自生ものを見つけることはできません。全道でもいちばんの激減区かもしれない。
今に白花ハマナシの群落を保護しようなんて誰かが言い出すかも。
うーん。

 

はぼろバラ園、
だいぶ花を切ったものの、まだまだ賑やか。
昨日もチャイニーズの団体が、バラに顔を寄せて自撮りに精を出しておりました。
赤花多いので、彼らには好評でしょうね。

 

中央部に看板が設置されていました。
羽幌町のマスコット「オロ坊」。甘エビをかぶるオロロン鳥。
関係者の手作りとのこと。
下の看板は開花に応じて変えているとのこと。
きっと工藤は反対するだろうと、担当者は恐る恐る「いかがでしょう?」と。
「いいんじゃない」と冷たく自分。
そこそこでの考え、趣味あるので、そこまで突っ込みません。
いいんじゃない!

 

昨日のピカイチ、Persian Princess。
アメリカMoore、1970年作出のミニチュア。
樹高70cmほどに育ち、異彩を放っていました。
サイト上の数少ない他の写真とはかなり差異あるが、どうなんでしょう?
20年以上前にカナダから導入した株ですが、叩かれ叩かれやっと本領発揮でしょうか。

赤黒軸は特徴的で、そのステムと葉色と花色の組み合わせが絶妙。
チャイニーズは誰も見向きもしてませんでしたが。

 

帰りにいつも見て癒される、浮き球アートのお宅。

 

ますますエスカレートしておりました。
毎年ピカピカ、毎年増えています。
自分が通い始めた頃は数個だったんですけどね。
これもほぼ20年、ご苦労様です。