イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.3.27日記

一喜一憂


昨日は久しぶりに、いわみざわ公園。

 

今シーズン初めての屋外作業、先ずは駐車場のツクシイバラの剪定と誘引作業。
コンパネ箱囲いを除いたPP巻きの株のみ、枝の歩留まりはまずまずでしょうか。

 

雪もすっかり消え、メイン花壇も一通り見てきました。
いつも全貌現るのこの時がいちばんはらはらするものです。
一喜一憂、体に悪い。
極端に雪が少なかった割には良しとします。
株倒しが多かったので、起こしてからまた一喜一憂することになります。
またまた体に悪いですね。

 

株起こし時の腐植土混入、その後の剪定、施肥と、何とか初期生育を促したい。それが越冬にも繋がることと思います。
今シーズンも悪戦苦闘の日々が続きます。バラ屋の宿命ですね。

 

色彩館のモッコウバラ、満開でした。
隣りのマルメゾン(Souvenir de la Malmaison)も。
ほぼ例年通りの開花日。
剪定、誘引もまずまずで、取りあえず満足万蔵。

 

メインの他のランブラーも、満開時はお腹一杯になりそうなほど蕾がいっぱいでした。
こちらは連休くらいが見頃になりますが、今は先ずモッコウを見るべきかと。
そして連休前半くらいにまた見に来るべきでしょうね。
業務命令のようですね、すみません。

 

色彩館、連日結構入館者が多いとのこと。
とくに子供連れが多いとのことですが、そうですよね、今は行き場が限られますからね。
高温回避で換気も図っているし、人口密度も少ない、現状では安全で気持ちの良い数少ない空間と言えます。
鑑賞温室の本領発揮かもしれません。

 

そういう意味ではイコロも然り。
4/21オープンですが、鬱屈とした現状の中では良い気晴らしなるかと。
少しでも落ち着いた状態でオープンを迎えたいものです。