イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.6.20日記

70年前からのバラ


昨日はサッカーで盛り上がったのでしょうね。
毎日くたくたの自分は、21時からのキックオフには付き合えない。
でも、良かったですね。叩かれ続けではやり切れないですからね。

 

土日のLOPPISも無事終了。
これまでで最高の人出だったことで、こちらも良かった、良かった。
来場していただいた皆様、関係各位に深く感謝いたします。
ありがとうございました。
そして、連日のハードワークの中でも笑顔で対応してくれたスタッフには感謝の言葉もありません。
グッジョブ!

 

その祭りのあとの翌日から、休む間もなく何処其処での植え込みが続いています。
まだまだ続く植え込みロボット、頑張りませう。

 

昨日の帰り道、毎年楽しませもらっている円山辺りのバラの垣根。

 

ちょうどそのお宅の奥様が外にいらしたのでしばし立ち話。
お母様が70年程前に庭に植えたバラを増やしてきたとのこと。
戦後すぐですよね。
ご主人が北大の先生だったとのことなので、植物園経由からでしょうか。

 

ガリカの何かな〜と思って見ていましたが、外弁がはっきり白抜けしていてBelle Sans Flatterieかなと。
毎年しっかり仕立てられ、花びらも一枚も落とすことなく毎日50輪程摘むのが日課とのこと。
86歳になったので大変ですとおっしゃっていましたが、摘んだ花弁でジャムも作って楽しまれています。
すごく良い、自分が大好きな場面ですと伝えると、とても喜んでおられました。

 

このラインと直角にも同じバラでの垣根があり、さらに続けてサッカー(吸枝)から増殖中です。
いいですね、今のバラではこの感じは出せないし、他のバラがないのが何より。
来年も是非続けて見せて下さいと言ってお別れしました。

ありがとうございました。
お話ししていて疲れが吹き飛びました。