逃避行ではないのですが、一泊で千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館に行ってきました。
DIC、旧大日本インキ化学工業の略、創業者である川村喜十郎から3代に渡って集めた収集品を公開している私設の美術館。
家内の強い希望で、自分も便乗しました。
いつも迷惑をかけているので、少しは埋め合わせになったでしょうか。
美術館のコレクションも多彩ですが、自分にとっては装飾を排した風景式庭園は溜め息ものでした。
ちょうど企画展「レオナール フジタとモデルたち」が開催中で、生の作品や写真などを見ながら映画「FOUJITA」を回想できました。
やっぱり坂本龍一にそっくりだと改めて納得。
家内の目的はその企画展ではなく、マーク ロスコの「ロスコ ルーム」。
ただただ感動したようで、しばし動けず、感涙にむせんでいました。
全く予備知識のない自分にとっても不思議な体験でした。
いいものを見せてもらいました、感謝。
昼を食べたレストラン。
大げさではなくいい空間。
ショップも然り。
騒々しい現実を忘れさせてくれる異空間、月並みですが正に癒されました。
ネットで立ち入れない芝生広場。
どこも完璧な芝生、今のイコロの芝生を思って嫉妬してしまいましたが…