イコロの森

イコログ

2018.2.5Root File , 日記

やまさん。


明日から、イコロの森の間伐を手伝ってくれるヤマサングレイト。元ばんえい競馬の馬だそうで、テレビ出演もしたことがあるようです。ガーデン周りやウッドランドガーデンなどの伐採木の搬出をしてくれることになっております。イコロ以外の場所にも遠征するそうですよ。

あいさつ代わりに色々差し出してみたが、全然食べてくれず、警戒されているようです。ガーデン整備に一役買ってくれるやまさんのために、なにか美味しいものを準備したいと思っております。

 

馬搬は、重機を使わず木材を搬出できる、環境にやさしい方法です。また、重機を使うとなると作業通路確保のために本来切らなくても良い木を切る、ということもなく、雪が積もっていれば林床も傷つけずに済みます。その分、馬が一生懸命白い息を吐きながら木を運んでいる姿をみると、美味い物を食べさせないと、と思うわけです。よろしくお願いします。やまさん。個人的には大学時代の競馬好きの先輩「やまさん」を思い出しました。

 

Roots File 26. Penstemon hirstus ペンステモン ヒルスツス

昨日のペンステモン ディギタリスに比べると少し根が繊細な印象を受けました。あんまり土を落とすと根もボロボロ落ちちゃうので、株分けの際は土を落としすぎないように、大きく掘り取り、おおまかに分けるのが良いでしょう。持ち上げたり、植え込んだりする作業時もやさしく持ち運びたいですね。

 

 

Roots File. 27 Persicaria amplexicaulis ペルシカリア アンプレクシカウリス

イコロには、園芸種‘アルバ’、‘ブラック・フォールド’、‘ファイアテイル’などがあります。どれも夏から秋に向けてガーデンには欠かせない宿根草ですね。場面に応じて花色を選び使い分けますが、どれもグラスやシンフィオトリクム、エウパトリウムなどなど、シーズン後半に見ごろを迎える物と当然相性がよいです。太い根茎が地際を這い、芽がにょきっと出てますね。根茎から細根も一杯でていて、結構長い。そして根茎はワイヤーのように細いが丈夫です。しかし、こうやって土を落として根と地上部を観察していると、植栽年数がたった宿根草の株がドーナツ状になっていくのがよくわかります。

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