Geraium phaeumのファエウムはラテン語のPhaeusが語源で、花の色を表す「茶色がかった」という意味です。日本語では、「クロバナフウロ」だけど実際は確かに茶色っぽいというか、栗色っぽい花色ですもんね。
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ところで、Geranium phaeum ‘Album’の’Albumは「白い」という意味ですから、この品種は白い花が咲きます。ので、あえて日本語で言うなら、「シロバナクロバナフウロ」「クロバナフウロのシロバナ」ですか?
「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の世界ですね。
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イコロの森ではこの「クロバナフウロ」の園芸種がアルブムの他にもいくつかあります。
写真はないですが、
・Geranium phaeum ‘Mourning Widow’
・Geranium phaeum ‘Raven’
’Raven’は、きれいな青色で去年初めて仕入れた品種です。かっこいいですよ。
クロバナフウロはやや日かげでも花を咲かせます。開花期は他のゲラニウムよりやや早く、イコロでは5月後半から咲いてます。これは貴重。
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