強風のなか、オープンして3日がたちました。
今日はずいぶん風も落ち着いて、天気も良く、庭散策日和でした。
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取材の方をスノードロップのエリアに案内したのですが、残念ながらもうそろそろ終わりですね。
「一番咲いてるのってどの辺ですか?」と聞かれ、見渡してみると、一か所だけ大きな株を発見。
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イコロは礫質土だからか、お客さんの所に比べると、あまりいい株に育たないスノードロップなんですが、こんなになるのもあるんだなと、よくよく見ると、なんか違う。
なんか、もこもこしてます。
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八重咲き種でした。
今まで気が付かなかった(最近自分の記憶に自信がないので、実は以前にも見つけていたかもしれないが、改めて今日新鮮に気が付いた。)
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イコロに植えているのは、Galanthus elwesii だけのはずですが、混ざっていたんですね。軽くウェブで調べたところ、日本では、八重咲き種はGalanthus nivalis ‘Flore Pleno’くらいしか流通していないみたいなので、確証はないですが、それですかね。いや、わかんないですね。
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それにしても、他のG. elwesii に比べると株の状態が良さそうなので、もしそうだとしたら、G. nivalis の方がここには合っているのかもなあと思いました。しかも開花がちょっと遅い???とすれば、イコロの開園にはこっちがいいなあ。
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ちなみにスノードロップ、実は他にもいろんな品種があります。日本では流通も少ないですが、一時期は熱狂的なコレクターもいて、球根もかなり高騰していたようですよ。最近の事情は知りませんが。17世紀のチューリップバブルを思い出させましたね。せっかくなので、過去のストックからご紹介します。以下はすべてイギリスのAnglesey Abbeyのものです。
どうぞ!
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こう見ると八重咲き種も結構ありますね。
とはいえ、基本白と緑の花で、チューリップほどの多様さではないものの、微細な違いが熱狂させるのですかね?スノードロップが咲く時期はまだ他の花も少ないからでしょうか。自分の記憶では10年くらい前に新種?か珍種?か、一球750ポンド(当時で15万くらい?)の値が付いたとかいうニュースを読んだような。。。
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よく見るスノードロップ、イコロでは終わりかけですが、まだギリ見られます。ぜひ週末、お越しください。