昨日は日高へ。
現場の花壇の一角。
気に入っている組み合わせです。
カルーナとモンタナマツ、グラス(Molinia caerulea subsp. caerulea ‘Moorhexe’)とコルヌス(Cornus alba ‘Kesserlingii’)。
ヘザーと常緑針葉樹、グラスとカラーバークのドッグウッド。ウィンターガーデンの定番って感じですが、雪が降る北海道では積雪までしか楽しめません。カルーナは「花が咲き終わったら刈り取る」が、まあセオリーですが、こうして花ガラを楽しむのもアリですね。コルヌスも葉が落ちてからのカラーバークが真骨頂ではありますが、紅葉も美しいのがミソですね。特にこれは渋いっすね。この、‘ケッセルリンギイ’は黒っぽい枝がかっこいいですが、強剪定は禁物。成長が緩やかではありますが、樹形は大変きれいです。でも、イコロの森のオータムボーダーに植えたものは随分枝が伸びていてびっくりします。
そしてグラス。
モリニア ‘ムーアへクセ’(Molinia caerulea subsp. caerulea ‘Moorhexe’)
こちらも成長はゆっくりで植栽4年?くらいでようやくここまでになりました。同じ場所に植えたススキ(Miscanthus)はご存じの通りぐんぐん大きくなるので、今ではコルヌスや他の花木を押しまくってます。株分けしないと。そう考えると、最初はちょっと寂しかったけど、管理も楽だし、見た目もスッキリののんびり成長する種類は使いやすいですね。この‘ムーアヘクセ’は大きくなりすぎず、倒れにくく、穂のスマートさもカッコ良いのでお勧めです。同じく海岸の町、伊達に植えたものはもうちょっと成長が緩やかに見えますが、日当たりの関係だと思います。日当たり良い方がいいですね。
さて、この時期の北海道のドライブと言えば、これ。毎年言ってますが、やっぱりいいです。
道路わきの法面。アスターとミスカンツスのコンビネーションは秋を盛り上げますね。ここに、アワダチソウやハギの黄葉の黄色がポツポツしてるのも良いですが、個人的にはピンク~紫のグラデーションにベージュ、っていうこんな感じの方が哀愁があるような感じがして好きです。この時期はドライブ中、ほとんどこんな景色がずっと続くわけですから、ほんとうに素晴らしいです。