先週は伊達と豊浦で一件づつ、そして今日は札幌で新規の植栽工事がありました。
植栽は春がやっぱり一番お勧めですが、種類によっては秋植栽も利点があると思っています。
特に今日始まった現場では、春咲きの宿根草をメインに考えています。ヘレボルスやアネモネ、プルモナリアやブルンネラなど、もちろん球根も含まれます。クリスマスローズをメインに、というご希望だったので、それならと考えた構成です。春、思いっきり楽しんで、夏以降はただただ緑—–。ご納得いただけるだろうか。。。で、その構成なら、今植えたほうが、根を張らせ、来春に少しでも楽しんでもらえると思います。来春にまわしたら、楽しむのは再来年になっちゃいますからね。
ということで、春に開花する種類を増やしたいなら、今がラストチャンス。ナーサリーでは宿根草を、イコロハウスでは球根もまだまだ絶賛販売中ですので、ぜひお立ち寄りください。
オンラインストアもご利用ください⇒ ikor no mori NURSERY
ところで、今日のお宅は今年の春に一度工事をさせていただいています。バラも宿根草も半年で随分大きくなりました。芝生の状態も大変よく、お手伝いさせていただいた庭がこんなに手をかけてもらえてありがたい限りです。
今年は、バラも開花させず、ひたすら蕾を摘んでもらっていたおかげで、葉も枝も大充実です。秋バラはようやく楽しんでもらえています。
そして、つるバラ用のこのフレームはお隣との境界にあり、庭の背景にもなります。これを作成してくれたのが、craft x craftさん。思い切って10メートル以上の幅にしました。バラが成長したら、きっといい風景になるだろうなーと思っていますが、早くも期待が膨らむ雰囲気です。工藤が選んだバラは薄い色のグラデーション。いい境界になるはず!
そして、craft x craftさんには、こちらもお願いしました↓
コンポストヤード。バラの剪定枝や雑草などをここで堆肥化させる予定です。庭から見える場所につくることになったのですが、かっこよくて、本当にいい感じです。
craft x craftさんは週末のおとなのあきじかん、ガーデンマーケットにご出店くださいます。かわいい雑貨を持ってきてくださると思いますが、家具やこんなガーデン絡みのものまで、木のものなら何でも相談に乗ってくださると思いますので、ぜひ声掛けてみてください。
■おとなのあきじかん ガーデンマーケットについてはコチラ⇒http://www.ikor-no-mori.com/oshirase/otona/
さてさて、宣伝は続く。
イベントは今週末なので、お許しください。
昨日は、パートスタッフさんたちへの映画の試写会を行いました。
特に気になるのは字幕!翻訳はsachiさんがさらりと行い、それを我々が偉そうに、「こういう表現のほうがいいかも」とか「こういう言い回しがいいんじゃないか」などといちゃもんをつけてひとまず完成。それを、映像に載せていくという作業をこれまたsachiさんが黙々と(ときどき笑いながら)やっていたわけです。英語だけじゃなくて、デジタルも何でもできちゃうんですね。ほんと、我々は見守るのみ。ただ、なんども見ているうちに、何だかわからなくなっているので、初めて見てもらう人から、違和感を聞きたいというのが目的であります。
これで、また微調整をかけて、完成となります!
しかし、言葉というのは本当に奥が深い(という表現は大変浅い)。言葉が放たれると、それは受け取ったそれぞれの人の知識とか経験みたいなフィルターを通すから、解釈はそれぞれ。外国語となればその違いはもっとおおきいわけで。同じ英語を聞いても、解釈は3人それぞれ。たいてい、海外の文化にも、英語にも一番親しいsachiさんの解釈が妥当なのですが、それでもピート氏はこう考えているんじゃないか?とか、こういう意味で言ってるよね?とか、ピート氏の作品の資料をちょっと調べてみたりとか、なんか、そういう時間は我々にとって大変貴重でした。ただただ映画を見るだけより、何倍も吸収できました。楽しかった!まだ終わってないけど。
庭は少しずつ秋色に染まりつつあります。空気もすこしひんやりしてきましたよ。そんな空気感の中で、秋から始まり秋に終わる、秋が主役のこの映画をぜひご覧ください!
FIVE SEASONS: The Gardens of Piet Oudolf (theatrical trailer) from Thomas Piper on Vimeo.
1回目の上映については席の残りはわずかです。2回目、3回目はまだ余裕がございます。ご予約お待ちしております。
映画のお問い合わせ、お申し込みについての詳細はこちら⇒http://www.ikor-no-mori.com/oshirase/fiveseasons/