雨と晴れが交互にやってくるイコロの森です。
昨日はよく晴れ、蒸し暑く、異様な雰囲気でしたね。
ボーダーではアスティルベが最後の花をてっぺんに咲かせていました。
まだ咲いてたのかーって感じですね。
それからボーダーの反対側では、フロクス4種(~5種?)が並んで咲いてます。
植栽したのはもう随分前ですので、時を経てこうなったのだろうと思いますが、やはりそろそろ整理しないといかんな、という感じですね。しかし、掘る前にちゃんと花の色が分かるようにしておかないと、また混ざってしまいますね。
さて、9/10(日)はあさ市ですよ!今回のあさごはんは、「コトキッチン」さんが担当してくださいます。3回目のあさ市は出店数も一番多くなりそうです。詳細は近日中にお知らせします。ぜひぜひ足をお運びください!
それから、マルヤマクラスで球根講習やります。受講された方には、球根を割引価格で販売します!オランダからの球根はすでに飛行機に乗ってい(るはず)て、そろそろ日本に届くころ(と聞いています)。色々手続きを経て、イコロに到着するのはもう少し後ですが、マルヤマクラスの日には間に合うでしょう。ぜひこちらにも足をお運びください。しかし、もうそんな季節なんですねぇ。
三連休、そしてお盆休み。
休養、旅行、帰省、再会、飲み会。
いいですね。
昨日、久々に丸一日休めたので、すごい大掃除をしました。
洗濯機も5回くらいまわしましたよ。今日も帰るのが楽しみなくらいです。
イコロでも除草隊に加わり、きれいにしたいですが、もう少し、設計業務にあたらなければなりません。
一日休んで頭もリフレッシュできたようで、こちらも久々にサクサク進んでおります。
PLANT OF THE DAY 38
Persicaria amplexicaulis ‘Firetail’ ペルシカリア・アンプレクシカウリス ’ファイアテイル’
ボーダーで見ごろを迎えております。蝶も来ています。育てるのは容易で花壇に春植えれば、その年には開花します。細長く上に伸びる花序が他の花とのコントラストを作りやすく、使い勝手がよい、という印象を持っています。同系色の花ともあうし、白やシルバー系と合わせてもいいっすね。開花期間も長いと言ってよいでしょう。日当たりから半日陰向き、土はやや湿っている程度が好みですが、水はけは良い方が好きだと思います。開花期間も長いと言ってよいでしょう。
今はエキナケア(Echinacea purupurea)とよいコンビを組んでおりますが、近くにウェロニカストルムもあり、いい感じになるんじゃないかなと期待しております。ボーダーにて絶賛開花中&ナーサリーにて絶賛販売中です。オンラインストアでも購入可能です。(写真:イコロの森 ボーダー/2017.08.11)
昨日の朝はあさ市でした。開店時は少し曇りか霧がかかったような雰囲気でしたが、次第に晴れ、いい天気で夏らしい空気になりました。ガーデンツアーにもたくさんの方に参加していただき、ありがとうございます。自分も合間にはレストランガーデンで食事をとりながら芝生に座ってマンガを読むなど、かなりリラックスさせていただきまして、幸せでした。
次回のあさ市は9月10日(日)です。また、朝ごはん当番は替わりますよ!楽しみですね。
昨年から、レストランガーデンのみですが、お持ち込みOKにして、ピクニックを楽しんでいただけますが、やはり庭で食べるごはんは美味しいですね。朝も最高です。
さて、昨年植替えしたボーダーが今年はかなり大きく成長しています。ボーダーはイコロの森のの下でもメインのエリアですから、どうなるか不安でしたが自分的にはかなり満足しています。
右奥が去年植えかえたエリア。写真に写っていない、右手前側は今年植えかえました。
写真の左側の曲線の花壇は数年いじっていないので、ところどころにギャップがみられ、雑草も入り込んでいます。
今年の秋はこの辺りを整理しようという話が今日は出ました。それができれば、ボーダーは一応コンプリート。
また別の場所の整備にうつれますね。
庭を歩いていると課題も多いが、やはり夢も膨らみます。
なかなか実現できない歯がゆさが同時にありますが、なんとか力をつけて、少しでも実現させたいと思います。
イコロの森のグラスガーデン。
左側のミスカンツス・ギガンテウス(Miscanthus x ginanteus)がぐんぐん大きくなっております。まだまだ大きくなりますよ。
昨年植えた、クニフォフィア ‘ロイヤル・スタンダード’(Kniphofia ‘Royal Standard’)が開花しまして、個人的には緑とオレンジがいい感じと思いますが、もっと株が大きくならないとバランスが今一つですね。もっとたくさん植えても良かったな。思い切りが足りないのはいつものことです。
整形式ガーデンを囲むヒバの生垣と周囲の林を背景にしたグラスガーデン。広大に広がる草原とも、スタイリッシュな都会的な雰囲気とも違い、どうなじませるのが正解なのか、まだ答えはわかりませんが、周囲の林を背景としたエリアであるナチュラルガーデン方向にももう少し展開を広げるとうまくつながるのかなと感じています。もともとはそちらにもグラスはありますが、現在ナチュラルガーデンの勢力に押されて、管理が間に合ってないのが現状ですね。この手前のポプラの株元にあるグラスは、風景にもあっていていいなと思ってます。
さて、あさって8/5(土)は豊平公園で「やさしい宿根草講座」をやりますよ。
イコロで行っていたプラント・ラボを今年はお休みしていますので、もし、興味のある方は豊平公園までお申し込みください。
明後日のテーマは「オーナメンタルグラスと夏越し」です。
グラスの特徴や活かし方、どんな種類があるのかご紹介します。また、夏真っ盛りの今、花壇で行いたい作業についてお話しします。
豊平公園には今年、イコロの森で植栽した小さな花壇もあります。その花壇も利用した講習となりますので、ぜひご参加ください!
【講座詳細】
日時:2017年8月5日(土) 13:30~
場所:札幌市 豊平公園 緑のセンター内
費用:100円
定員:30名(要予約・先着順) ※残りわずかです。
お申込み:豊平公園緑のセンター 011-811-6568 (お申込み受付時間 8:45~17:15)
※イコロの森では受け付けておりませんので、ご注意ください!
イコロの森にはドライガーデンと呼ばれるエリアがあります。
樽前山の影響か、園内の土壌は火山礫が多くまじっていて、水はけはよいですが、腐植は少なく痩せた土地です。周囲は林で、たくさん生き物がいるのですが、掘ってみると礫がたくさん出てきます。土壌の変化というのは数十年程度でどうこうなるもんではないんだなということを感じます。それはさておき、そんなところで、土壌改良を行わずに宿根草花壇を実践しているのがこのドライガーデン。イコロの森ではよく、「環境にあった植物選びを。」と言っていますが、まさにこのエリアはその端的な例と言えます。
乾燥に耐え、寒さに強い、手間いらずの宿根草が並びますが、いま見頃を迎えています。
ガーデンツアーの時もよく話すのですが、イコロの森は林の緑が背景となり、花も引き立つなーと思います。
ホワイトガーデンのバラ ’ポールファーナン’も開花を始め、そろそろ見頃を迎えそうです。いよいよシーズン本番です。
PLANT OF THE DAY 35
Nectaroscordum siculum ssp. bulgaricum ネクタロスコルドゥム・シクルム・ブルガリクム
ドライガーデンにもあり、ここ数日で開花しました。ネクタロスコルドゥム。英語の俗名ではブルガリアン・ハニー・ガーリックと呼ばれることもあり、アリウム属と同様、ネギの匂いがします。結構強めです。でもご覧の通り可愛らしく、花序はアリウムの密度の薄いバージョンのようでもあり、一つ一つの花だけを見るとフリチラリアのようでもあります。なんといっても、このスモーキーな雰囲気の花色がよいですね。秋に球根で流通しておりまして、花苗ではあまり見かけません。球根は植えっぱなしで毎年このように咲きます。イコロでは増えもしないが、減りもしません。この秋、ぜひ購入してみてください。(写真:イコロの森 ドライガーデン/2017.06.27)