ご無沙汰しております。
1週間ほど休暇をもらっていたのですが、大雪の為に帰宅できず、随分ながい休みになりました。おかげ様で心も体もリフレッシュ出来ました。
最後の3日間はほぼほぼ空港にいたのですが、クリスマス休暇とばっちりかぶって、様々な人間模様を目にしました。悲喜こもごも、ありますね。空港は。ようやく辿り着いた千歳空港はさらなるカオスでした。少し大変だったけど、十分休暇を楽しんだ後だったし、帰ってこられた自分はラッキーな方だったな、と思いました。
休暇中、車を空港近くに停めていたので、帰宅時には当然降った雪が積もって、すでに凍り始めていたので除雪が出来ず、現在、近所の公共駐車場をお借りしています。自宅からそこまで徒歩で約15分。これがなかなか悪くなく、朝少し歩くと、体もあたたまります。
さて、東京では代官山の蔦谷書店に行ってきました。植物とバルーンアート、そしてライトアップ。クリスマスマーケットもやってましたよ。都会のクリスマスは華やかですね。
PLANT OF THE DAY 13
Pennisetum alopeculoides チカラシバ
ネコじゃらしのような穂が、光にあたるときれいに光ります。雨が降ったりすると、穂の一粒一粒に小さな丸い露がついていたりして、なかなか芸術的な様相になります。育てやすさは抜群で、イコロの苗であれば、初年度からある程度大きな株に成長するので即効性があります。穂もきれいに上がります。写真のように、セダムやアスターなど、秋に咲く宿根草やおなじくグラス類などと組み合わせますが、このペニセツムだけでずらりと並べて植えると格好いいでしょうね。株分けも簡単。3~4年に一度は行うと、きれいな穂が上がり続けます。(写真:伊達市M邸[イコロの森2012年施工]/2016.09.17)
※イコロの森では個人邸のお庭の設計施工も承っています。お気軽にご相談ください。
只今休園中ですので、お問い合わせはメールかお電話にてお待ちしています。
info@ikor-no-mori.com
0144-52-1562 (9:00-17:00)
雪が降り始めました。温室の屋根にもあっという間に雪が。毎年恒例ですが、温室の屋根の雪を心配する時期となりました。
今日はそんな温室でひたすら球根のポットづくり。芽出し球根を来春ナーサリーにて販売します。みなさん、咲いている花を見て欲しいと思ったけど、球根だから秋まで待ってね、と言われたこと、ありませんか?こちらは結構何人もの方に、そのように言うことがあるのですが、種類によっては今年も苗でご購入いただけますので、秋に球根を買い逃した方、咲いているのを見て「コレ欲しい」と思った方は、イコロの森までお越しください。まあ、まだ先の話ですが。
↓本日の雪の様子
PLANT OF THE DAY 11
Allium ‘Cristophii’ アリウム ‘クリストフィイ’
ネギ坊主のような球状の房になって咲くアリウム。初夏~夏の花壇には欠かせません。中でもその球が最大級なのが、このクリストフィイ。初めてみたときは、いいな、というよりも「これすげぇな」という印象でしたが、近くで見てみると、花の色も絶妙だし、他のアリウムに比べると花の密度が薄いのでエアリーというかスケルトンというか、透け感もあり、なかなかよいです。今年はドライガーデンとポットディスプレイで楽しむことができました。↓の写真のように、花後のシードヘッド(タネの結実)も大変美しいので長く楽しめます。他のアリウムに比べて、価格も安いので使いやすいですね。(写真上:Writtle College/2005.05.27、写真下:Great Dixter/2006.07.08)※イコロの森では6月中旬~下旬ごろに開花
今日は大変暖かい一日で、アスファルトにへばりついて凍っていたカラマツの葉も解けただろうと、アスファルトそうじをしました。解けたばかり、しかも雨が少し降ったので、なかなか往生しましたが、明日からは雪が降るかもしれないということで、ラストチャンスかなと思い、頑張りましたよ。駐車場もきれいになり、ぴかぴかに光ってます。
庭を見渡せば、まだまだやりたいことはきりがないけれど、温室にも春までに手入れをする苗がたくさん待機してます。そろそろ、温室作業にシフトしていかなくてはいけないかなと感じ始めています。でも、なんとかここまでこれてよかった。
さて、工藤のブログにもあった通り、先日はローズガーデンの囲いをやりました。バラの囲いではなく、ガーデンの囲い。いやぁ、これでうまく行ったら嬉しいですね。そういうことで、ローズガーデンは出入りが出来なくなりましたので、その前に、ローズヒップを少し収穫しました。そんなローズヒップを、来週末からのクリスマスマーケットで販売します。なにかにさりげなく、さっと挿すだけでクリスマスっぽい飾りになります。ぜひお立ち寄りください!
↑こちらのヒップを収穫。当日はもっといろんな種類のバラのヒップをもっていきますよ。
■大通ビッセ クリスマスギフトマーケットhttps://www.facebook.com/bissechristmasgiftmarket/?hc_ref=PAGES_TIMELINE
PLANT OF THE DAY 9
Mertensia virginica メルテンシア ウィルギニカ
きれいなブルーの花が、スッと伸びた茎の先の方に下向きに咲きます。涼しくて明るい日陰程度、水はけ良く、やや乾燥しているくらいを好むということで、イコロの森にはぴったりですね。すこしワクシー(ワックスがかったような)にも見える葉も独特で好きです。触ると指の跡がつくような、ワックスがかった感じの葉は、蒸散を抑制するので乾燥に耐性がありますよ。ご参考までに。
でもなんと言っても僕がいいなと思うのはこのブルーですかね。イコロの森ではレストランガーデンのシュラブの後ろの方に咲いています。花壇の前面に植えて楽しむのも良いが、覗いてみたらあった、くらいな感じでやっております。チューリップとはよいコンビネーションだと思います。(写真:イコロの森 レストランガーデン/2016.05.23)
今日はブロワーの続きと、ガーデン全体をぐるっと回ってこれまでの作業で刈り取り忘れ、掘り取り忘れ、ちょっと気になったところの整理、などをしました。シーズン中はなかなかゆっくり庭を見ることが出来ませんが、中に入り込んで作業をしながらだと、地上部がほとんどないこの季節でも、やりたいことが山のように出てきます。「よいガーデナーになるには、まずよく観察すること。」ファーガスが良く言っていました。少しでも時間を作って、来年こそは実行したいです。
PLANT OF THE DAY 8
Eurybia divaricata エウリビア ディワリカタ
写真の下の方に写っている白い花。別名ホワイトウッドアスター。Aster divaricatus(アスターディワリカツス)としても流通しています。半日陰や日陰でもきれいに咲くアスターとして、イコロでも大活躍です。派手すぎない雰囲気がいいんですよ。花の直径は大体1.5㎝から2㎝くらいでしょうか?花つきは大概よく、強健。簡単に育てられます。イコロのボーダーではこぼれダネで少し広がっていたので、その辺は注意が必要です。今年の掘り取りエリアにもあり、マット状に広がった根をザクザク切りとりマット状にしてはがすような感覚で掘り取りました。根をほぐすのはこれからですが、株分けの場合は、そのマット状に切りとった根を適当なサイズに切り分けて移植する感じになると思います。ということで、来年のナーサリーにも必ず並びますんでおたのしみに!(写真:イコロの森 オータムボーダー/2012.09.16)
天気の良い日が続いているので、作業も順調です。昨日と今日は花壇や芝生の落ち葉やゴミの掃除をしています。イコロの森は林に囲まれているので、落ち葉の量はなかなかのものです。なんとか有効に利用したいのですが、前回は放ってしまい、気が付いたら雑草だらけになっていました。こういうことをちゃんとやれる人間になりたい。
PLANT OF THE DAY 7
Geranium sanguineum ‘Album’ ゲラニウム サングィネウム ‘アルブム’
写真の白い花。背丈は低く、地面を覆うように成長しますが、茎が伸びすぎてあちゃー、ッと言う感じでもなく、きれいに収まっているのがいいです。花色の白も純白というか、すんだ白?というか、まあとにかくきれいです。ちなみに写真の黄色の花はアルケミラ モリス(Alchemilla mollis)。両方とも大変信頼度の高い宿根草ですが、白と黄色、きれいですね。(写真:新冠温泉レ・コードの湯/2016.06.27)