イコカルxロッピス、クラシェを終え、最終的な棚卸作業などを済ませた後、
ようやく数日前から本格的な冬籠りを始めました。
温室に運んだ花苗を、株分けしたり、大きいサイズに植え直し、
来年の販売や工事に向けて、棚卸したばっかですけど、
また数え直して、値段付けて、ラベル作って、A-Zに並び変えて、輸入苗を待つ。
それが僕たちの冬籠りライフです。
そんななか、来春の工事に向けて打ち合わせや設計業務、
売り場のポップをつくったり、ガーデン運営の為にまぁ、諸々、やります。
もっと具体的に描こうと思いましたが、もったいぶって、もうちょっと後に発表することとします。
僕たちもわくわくしてますが、何かが変わります。
まぁ、それはともかく。
「冬はなにしてるんですか?」と、よく聞かれるので。こんな感じです。
イコロハウスで人気の森の動物ガチャガチャが、先週末は札幌のチカホに出張しました。
今回のクラシェ kuraché は「森のめぐみと木のくらし」。
イコロの森からも出展させていただきました。
ガチャガチャ大人気でしたが、時折、マシンが不調となり、こどもの戸惑った顔に申し訳なく思いました。
ガチャガチャは来年もイコロハウスでやれます。4月21日までお待ちください。
偶然通りかかって、声をかけてくださった皆さん、ありがとうございました。
今日は岩見沢へ。
冬の岩見沢といえば、個人的に3年前?の、いわみざわ公園の駐車場で遭難した件を
思い出さずにはいられませんが、
今日は打ち合わせの後、そのいわみざわ公園の色彩館を見てきました。
外が、真っ白の景色の中で、緑の風景が見られるというのはやはり癒されますね。
ここは、植物の展示ではなく、室内庭園・室内公園ですから。
緑が恋しくなったら、行ってみてください。
その際はくれぐれも天候にご注意を。
カラーリーフの組み合わせ。
これから花を咲かせるものもあります。
ミヤマシキミ Skimmia japonica ‘Rubinetta’
ジンチョウゲ Daphne odora
ジンチョウゲは咲くとよい香りがするのはよくご存じと思いますが、色彩館には香りを意識した植物も
多くあります。
特に、これから、サルココッカ咲いたら、結構強い香りがあると思います。
僕は完全にイギリスの冬を思い出すので好きです。
アオキやヒイラギナンテンは、僕の地元では最もありがちな植物。
しかも家の裏(トイレとか鬼門とか)にあるので、あんまりその魅力に気づくこともなかったですが、
イギリスでかっこいい植栽を見て、見直すようになりました。恥ずかしながらそういう植物はたくさんあります。
よく知られているありきたりな植物をかっこよく見せられる庭を作れるように精進したいものです。
ヒイラギナンテンの花はこんなにきれいです。
Mahonia x media ‘Charity’
この黒いベンチも好きです。
昨日のイコカルxLOPPISはたくさんの方に楽しんでいただけて本当に良かったです。
寒い中お越しくださった皆さん、ありがとうございました!最後にお会いできてよかったです。
また春に!という挨拶ができました。
初の試み、イコカルでは、普段イコロハウスに作品を置いてくださっている作家の方々の人気により、
森の学校は盛り上がりました!実にアツかったっすね。ありがとうございました!
満員御礼。
Lambentさんのハンカチプリントに一生懸命のキッズも多くて、良かったです。
作家のみなさん、ご協力ありがとうございました。
今回はイコカル会場からなかなか出られず、ロッピスのマーケットがあったトマティーヨには、
ちょっとしかいけなかったのですが、ご協力いただいた出展者のみなさん、LOPPIS実行委員のみなさんも
ありがとうございました。
チムチムさんのランチは毎日食いたいくらいです。めちゃうまい。ごちそうさまでした。
と、昨日は天候にも恵まれ、盛り上がりましたが、今朝は雪。
あっつう間にからっぽになってしまった、温室の燃料タンクにも早速補給。
ともかく。とうとう冬が来た感じです。
北海道ではもう秋も終盤。イコロの森も冬季休業に入り、すっかりシーズンも終わりの雰囲気が漂う、
今日この頃ですが、これから見ごろを迎えるのが、いわみざわ公園の色彩館です。
葉の色を変えて、種や実がなって終わりゆく植物を眺めて、静かにたそがれているあなたも、ここに行けば、
緑の美しさに「やっぱ植物は緑でしょ。」と思うことでしょう。
2年前に植栽設計を手伝わせていただきました。
温室とはいえ、温度設定は本州の冬程度。
最低限の暖房で、管理手間を軽減することを軸に、常緑のカラーリーフ中心の植栽にしました。
花よりも葉の組み合わせを意識した植栽になっています。
常緑広葉樹は、北海道では限られた地域、限られた種類しか楽しめませんので、
見たことない植物もあるかもしれません。
一部、北海道の屋外でも十分育てられる植物も敢えて、取り入れています。
温室だからと言って珍しい植物のコレクションではなく、庭として景観を作りたいと思ったからです。
なじみのある植物でも雪で覆われる北海道では楽しめない、
冬の姿や組み合わせを見てもらえたら、という思いがあります。
バラがメインの公園で、バラの少ない温室、しかも花が少ない花壇になったことで、
管理をされている石渡さんは、ずいぶん苦労されたと思いますが、そのいろいろも頑張ってくれて、
とてもいい緑になっていました。
ヨーロッパの人が、ジャパニーズガーデン、ってなると、こんな感じになるんですよね。
それが好きで、逆輸入的にしてみました。
常緑の植物は、葉が本当に美しいです。
このくっきりとした筋模様がかっこいいです。 Viburnum davidii
この後咲く花も、つづく青黒い実もかっこよく、目が離せませんよ。
モスグリーンの葉が美しいのはシャクナゲ。 Rhododendron ‘Nancy Evans’
ツルマサキの明るい葉とのコントラストが最高です。クリスマスっぽくなってきてます。
もうすぐ花も咲くスキミア。 Skimia japonica ‘Rubinetta’
イコロの森も秋の庭を楽しんでくれる方が、3年前と比べたらずいぶん増えました。
「秋が一番いい!」と言ってくださる方も、すごく増えています。
きっと、この色彩館もそうやって好きになってくれる人が増えると信じています。
なんといっても、冬も楽しめる庭園ですから。
雪景色に見慣れたころに行ったら、絶対癒されますよ。
この冬おすすめのスポットです。