イコロの森

イコログ

カテゴリー: 日記の記事一覧

2013

12.26


UK
ナーサリー
日記
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Eupatorium purpureum ‘Atropurpureum’

掘り取り苗の株分け、ポッティング等が進んでおります。

ほんとにちょっとずつですが、温室も管理が済んだ苗が並び始めて、

エンジンももうすぐかかります。

 

ポッティングした苗は、来シーズン、店頭にも並びますので、ご紹介します。

 

■Eupatorium purpureum ‘Atropurpureum’ エウパトリウム プルプレウム ‘アトロプルプレウム’

イコロのボーダーで夏以降、存在感抜群の大型宿根草です。

何と言っても背が高いので、花壇の後ろの方に植えると、季節限定の背景にもなります。

背が高い割には倒れにくいのもイコロでは助かっています。

茎に規則正しくぐるりと付く葉も、陽の光を照らしたり透かしたりして、秋まで美しいです。

 

ボーダーの引きの絵でも目立ってます。

これがあるのとないのとでは、ボーダーの景色もずいぶん違いますよねぇ。

 

 

セダムやカンナ、コスモスなどと。 @サビルガーデン 2006/08

 

エキナケア、ヘリアンツス、カンナ、サルビアと。 @サビルガーデン 2006/08

 

耐寒性ないものなどもひと手間かけてこのように加えると、ちょっとトロピカルな感じを楽しめます。

では、2014イコロの森ナーサリーでお買い求めください。

2013

12.18


日記
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ねずみ

今日は温室で球根の整理をしました。

販売用にとスタッフが植え込んでくれたポットも、

ディスプレー用にテラコッタ鉢に植え込んだやつも、

軒並み、ねずみに食い散らかされています。特にチューリップは相当うまいらしいです。

殺鼠剤は一晩で空っぽになり、何回か置いてみましたがいつも翌朝には空。

ほんと、どんだけいるんだって感じで、フィーディングしてるみたいになっちゃうので、

ずいぶん前にあきらめて、今日はチキンワイヤーでぐるぐる巻きにしてみました。

 

ちいさなすき間が見つかりませんように。

 

庭に植え込んだ大量のチューリップも心配ではありますが、数日前までは、大丈夫そうでした!

 

さて、チューリップと言えば、今年はイコロでは今までなかった、品種モノのかわいいやつも結構

庭に植えてみました。やはり、華やかな彩りは、春の花壇を明るくしますから。

原種だけにこだわらず、入れてみましたよ。お楽しみに!

 

ちなみに、僕がいちばん好きなチューリップ。イコロらしい原種系です。

ナチュラルガーデンあたりにぴったりだなぁ、と思い、入手を試みるも、2年つづけて見つけられませんでした。

来年は見つかるといいな。

↑ Tulipa sprengeri  @ Savill Garden, 2005/05

2013

12.17


日記
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冬籠りはじめました。

イコロの森もいよいよ雪に覆われて、われわれも冬籠り本格スタートな感じになりました。

12月も半ばだというのに、去年と比べてずいぶん片付いていない温室を見ると焦りますが、

それでも冬は長いので、イケるでしょう。

 

温室の屋根にはすでに雪が乗っかっていて、中は薄暗いですが、今日は天気も良く、

気温も上がっていますので、ぼたぼたと融けています。

一番温かいところに、土や道具、もろもろを移動して、静かに作業開始。

とりあえず、実家に帰省した時に買った、寒さに弱い宿根草・花木をテラコッタ鉢に

植え込みました。今後は管理棟で養生し、来シーズンにはイコロハウス周りなどで

活躍できればと思っています。

 

↑グレイトディクスターのポットディスプレイ! 2005年10月

 

そして、ずいぶん放置されていた掘り取り苗の株分け・ポッティングも始めました。

 

誰も気が付かないので自分で言いますが、実は数ヶ月前から姿勢を良くするために、

整体に通っております。「その猫背がなかなかよいね」と言ってくれるレアな人もいましたが、

姿勢が悪いのは、やっぱなんかいやなんで。

すこしずつマシになってるということか、吸う空気もおいしい今日この頃です。

 

ポッティング作業は、背中も首も腕も全部前かがみですので、

改善しつつある姿勢が元に戻らないように気をつけるのが、この冬の大きな課題です。

ちなみに、イギリスではディクスターでもウィンザーでも、ポッティングはテーブルで行いましたので、

立ったまま作業をしておりました。

自分にはこっちの方がいいような気がしますが、用土をテーブルに乗っける作業もなかなか骨が折れます。

 

 

2013

11.7


UK
日記
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Raking Leaves

今日も昨日に引き続き、落葉掃除です。

 

そこで。

 

「Raking leaves is f****** pain in the b*******!」

 

英国修行時代に、落葉掃除ばかりしていたときに、女性ガーデナー、キャットに

教え込まれたセンテンス。

何回も練習させられて、メスルームで披露させられ、爆笑をさらいました。

最後が a** ではなく、b******** ってところがなんともいえません。

わけわかりませんね。

「落葉掃除はたいくつだな。」を汚く表現した感じです。

 

この時期になって、この作業をしていると、必ず思い出します。

体験と共に学ぶ英語は永遠ですが、使えない英会話も数多いです。

 

しかも、落葉掃除は、爽快感、達成感がありますから、嫌いじゃないですよ。

 

数々の使えない英会話教室の舞台となったガーデン。英国バリーガーデンの11月の様子です。

まあ、こんだけ広いとね。

 

 

 

2013

10.31


ガーデン
日記
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2013

カラマツの葉も黄色くなって、たくさん落ち始めています。

紅葉を楽しめるのもあとわずかのようです。

 

グラスガーデン

 

フウチソウ Hakonechloa macra

 

ローズガーデン

 

アジサイ アナベル Hydrangea arborescens cv. Annabelle

 

ホワイトガーデン

 

スッキセラ インフレクサ Succisella inflexa

 

ボーダー

 

ボーダー

 

ホスタ ハルシオン Hosta cv. Halcyon

 

ボーダー

 

本日が2013シーズンのガーデン・ナーサリー営業最終日です。

秋らしい、青い空が広がっています。

今シーズンもご来園頂き、ありがとうございました。

 

明日から、冬養生や、来シーズンに向けての準備に入ります。

北国のガーデナーの皆さん、共にがんばりましょう。

 

寂しくもありますが、大人になるとなんとなく、だらだらと時間がつながっていってしまうので、

こういう区切りが年に2回否応なく訪れるというのは、なかなか良いものです。

次の春には、また多くの方にご来園頂けるように、楽しんで頂けるように、たくさん考えてちゃんと動いて、

いっぱいいろんなモノを見て、よい冬籠りにしたいと思います。