とりあえず、ラベルにデータ入力をやっています。
一通りは済ませていたのですが、出力の仕様が変更になり、余白がふえちゃったので
それぞれの宿根草に情報コメント追加することにしました。
こんな時には、辞典的な、学問っぽい感じの事実が書かれた味気ない書籍を参考にしていますが、
先のディクスター研修にて、ファーガスさんから頂いたこの本も今は活躍中です。
属ごとにA to Zで、クリストファー氏の解説が書かれているもので、一見辞典のようですが、
主観的な見解や経験が存分に盛り込まれていて、大変楽しいです。
たとえば、「僕は、こんな感じに育っているのが好きだ」「どこそこで見た!」とか、そんな感じで。
Macleaya microcarpa について、
「恐ろしく増えちゃって何年もかけて掘り取ったけど、ファーガスがどうしても植えたいというから、
もう一度植えてみた。そしたら間違いなくかっこいい宿根草だった。次は、増えすぎないようにするぞ」
って実に微笑ましいです。
と、楽しんで読みながら、データ入力しています。
静かだった森も、輸入苗ポッティングのスタッフが集まって、にわかににぎやかになりました。
ポッティングは順調に進んでいます。
まさかの展開が色々ありましたが、なんだかんだで立派で元気な苗が多い気がしますよ。
期待大です。
さて、先日、シンガーソングライターのnatsuさんが、イコロに新しいアルバムを持って、来てくださいました!
なんと9曲目に「ikor」という曲が入っています。
一昨年の秋に、ひとり、イコロの森に籠って、曲作りをされていました。
その時にできた曲のひとつ。だから、これはまぎれもなくイコロの曲です。なんつって。
サイン入りポスター!
natsuさん、ありがとうございます。また遊びに来てくださいね。
今朝はさすがにしんどかったっす。
こんな朝に結構吹雪いているし、通勤路はまだ除雪が入っていないしで、危険なドライブでしたけど、
なんとか無事にたどり着きました。
イコロは昼前くらいからずいぶん落ち着いて、結局今は風もなく青い空が広がっています。
午後になって、輸入に関して、検査の結果がきました。
いくつか、引っかかってしまいましたが、予想してたより少なかったのでちょっとホッとしました。
ちょうどMSNで、「ミノムシの危機は、海外から来た植物の葉に着いたハエの卵が発端だったかも」
という記事を読んで、少しでもそういう可能性を減らす意味で、この検査もやはり重要なのだなと、
植物を扱う立場として心しておかなければならないことだなと思いました。
オランダからの書類が届いたら、残された諸々の手続きを完了させて、いよいよ植込みがはじめられそうです。
とりあえず書類待ち。
今日は助っ人志賀さん含め、みんなで植防へ。
オランダから届いた宿根草・花木・バラの検疫です。
ひとつひとつ箱を開けて、係の方に見てもらって、怪しい奴はサンプルをとられ、
検査に回ります。そしてまた箱に戻します。
いくつか検査にまわりましたけど、一つでも多く、ここにたどり着きますように。
せっかくオランダからはるばるここまでやってきたんですから、無事入国させてやりたいもんです。