昨日はマルヤマクラスでの講習&販売、無事終わりました。
平日にも関わらず、多くの方にお立ち寄りいただけまして、嬉しかったです。ありがとうございました。
おもえば、ずーっと温室とオフィスのみの数カ月でしたので、あんなに一日中しゃべっていたのは久しぶりですな。普段、イベント出店時にはあまり売れないバラも、ボス効果か、春だからか、みなさんにご購入いただけました。ばっちり講習を受けた後ですから、きっと思い入れもあり、大切にしてくださるでしょう。
次回は4月29日(土)。講師は僕が務めます。頑張りますので、ぜひ聞きに来てください。詳細はこちらで。
そしてそして、明日からは「ツキイチチカイチ」。とうとうシーズンに突入したという感じがします。明日はチカホでお会いしましょう。
PLANT OF THE DAY 25
Iris reticulata イリス レティクラタ
ミニアイリスの青花。花弁が細くてシュッとしております。葉っぱもスーッと空に向かって伸びていて、姿勢がよろしいですね。小さくても姿勢がいいというのは、好印象です。以前、ロンドンのフラワーショーで、長方形の浅い鉢にこれでもかってくらい、詰め詰めに植わっているのを見ましたけど、恰好よかったです。球根は秋に出回りますが、イコロではポット苗で販売しております。キャサリン・ホジキンに続いてこちらの苗も花を咲かせ始めまして、昨日も大人気(バカ売れ)でしたね。とりあえず今年はこちらで花を楽しんでもらい、気候がよくなったら庭に植えていただければ、来春もしっかり楽しめます。日当たり、水はけのよい場所に植えておけば間違いないでしょう。ベリーイージーです。明日のチカホにも持っていきます。(写真:新冠温泉/2016.04.16)
昨晩から今朝にかけても雪がたくさん降りましたね。でも、止んでしまえばすぐに解けだすし、やはり春なんだな、と感じています。
最近はパソコンに向かってデータ入力がメインのタスクです。今は、ナーサリーに並べる宿根草のPOPの作成です。植物の名前や分類、特徴などを入力します。昨シーズンまでも作っていますので、ゼロからではありませんが、分類に間違いはないか、学名のカナ読みは統一されているか、などと、ひとつひとつチェックを入れております。こういう作業をコツコツやることで、植物の名前や分類を少しずつ覚えています。覚えているのに、いざという時に出てこない、ということがたまにありますが、まだ「たまに、」です。
PLANT OF THE DAY 24
Galanthus elwesii スノードロップ
春を告げる大人気のスノードロップ。僕たちも大好きです。ウッドランドガーデンに毎年少しずつ植えて、もうすぐ20000球くらいになるでしょうか?ちょっと多めに言ってます。
英国では熱狂的すぎるほどハマる人もいるようで、かなり多くの品種が園芸店やガーデンで見られます。わずかな違い。だけど、その時期は他に花が咲いていないし、やっと来た春だから、愛が集中してしまっているのかな。ガーデナー仲間はスノードロップは好きだけど、あまりに熱狂的な雰囲気については、かなり冷静って感じでした。でも、ドライブして遠くまで見に行ってましたよ。
本州では、なかなか長持ちしないスノードロップ。北海道(苫小牧)では、イギリスほど増えないけど減りもしないし、毎年楽しめるうれしい球根です。イコロの森のオープンの時はウッドランドガーデンで見られます。(開花が早まる可能性もあります。)そして、来週の月曜日にはマルヤマクラスに芽出し球根、持っていきます。花は後半にさしかかってはおりますが、球根を植えれば、来年も楽しめますよ。(写真:千歳市N邸、2016.04.12)
ずいぶん春らしくなり、オープンまで一カ月!森のオフィスもバタバタ、というか、なんか変な感じです。すいません。しっくりくる言葉が見つかりません。
冬籠りしていた僕たちですが、工藤の講習が各地で始まり、我々もうちあわせやらなにやらと、出かける機会が増えています。やはり今年のイコロの森は雪が多いと思います。
来週月曜日にはマルヤマクラスで講習&販売&相談会やりますよ。詳しくはこちらで。←クリック
今日は初めての方と、初めての場所での打ち合わせ。山道を走って、通り過ぎて、ダムにたどり着きました。ダムを見ていきたかったけど、時間がなかったのであきらめました。
今日の打ち合わせは庭の設計です。この度、これまでにイコロの森で施工させてもらった事例をウェブサイトにて公開することになりました。まだ少しですが、写真が集まったらもっとUPしていきたいと思っています。こちら⇒施工例ページ
PLANT OF THE DAY 23
Iris ‘Katherine Hodgkin’ イリス ‘キャサリン・ホジキン’
ミニアイリスの水色の花です。黄色や紫色の模様がエキゾチックです。
球根を取り扱うようになって数年、植えたものはどこもきれいに花を咲かせますので、きっと北海道の気候に合っているんですね。まだ他の植物が動き出す前に花を咲かせるので、どんなスタイルの庭にも利用できると思いますが、ロックガーデンやドライガーデンなんかは雰囲気出ますね。また、シラタマミズキやヤマブキなど、カラーバークをもつ低木の周りに植えておくのもいいんじゃないでしょうか?樹木も葉が開く前、花壇の奥の方に植えてもちゃんと観賞できますよ。球根のご購入はどうしても秋になります。花の季節は球根掘れないですから。でも、イコロでは芽出し球根(すでに開花しているが)をもっています。マルヤマクラスに持っていきますよー。他の種類ももちろんあります。宣伝でした。(写真:イコロの森 ボーダー/2016.04.12)
今週は本当に暖かくて、温室での作業も本当に楽。あったかいってこんなに楽なんだなと、太陽に感謝。ところで、地球上に生きる全てのものは何らかの形で太陽のエネルギーをとりこんで生きているわけで、我々が日々、口にしているものは太陽エネルギーが形を変えているものにすぎないという考えから、太陽を眺めることでそのエネルギーを体内に取り込み、食事をしなくても生きられる(これを「サン・ゲイジング」というらしい)人がいるらしいですよ。ゴイスーですね。太陽もいいが、やっぱり食べたいよ。
ながらくかかった宿根草の手入れですが、とりあえずはグラスまで終了しました。随分かかってしまった気がしましたが、去年のブログみたらちょっと早く終わってます。でもこれには訳があるワケであり。。。
ま、とにかく一通り全ての種類は終わらせました。
明日も少し温室作業やりますが、その作業も済んだら、しばし事務仕事に集中したいと思っております。それはそれで、やることたんまりありますからね。
PLANT OF THE DAY 22
Sporobolus heterolepis スポロボルス ヘテロレピス
2016シーズンに最も好きだったグラスです。細い緑の葉は他のグラスにもまして、シュッとしています。緑も大変美しいし、草姿もきれいに収まっています。秋には葉が茶色くなりますが、なんとも言えないメタル感がたまりません。日当たり、水はけのよい場所が良いでしょう。ぱっと明るい赤やオレンジなどの花と組み合わせても良いし、白い花ともよく合います。他の違う形の葉をもつグリーンと組み合わせるのもよさそうですね。(写真:イコロの森 ホワイトガーデン/2016.07.02)
(こちらのページも覗いてみてください。)
先日の鳥ブログ以降、えさがなくなっても、たまに窓の近くの木に鳥が寄ってくるようになりました。ほんと、癒されます。
以前、タモさんが、「年をとってくると『花鳥風月』の順に良さが分かってくる。花を愛でるようになったら老いが始まってるってことだ」みたいなことを、江戸の園芸文化をめぐるブラタモリで言ってましたが、自分は花にかかわっているし、鳥がかわいくてしょうがない毎日。まだ若いつもりですが、すでに半分行っちゃってるので、あっという間にコンプリート出来そうです。
あ、ちなみに、ブラタモリと言えば札幌の回、なんと私たちがちらっと映っていることは誰も知らないでしょう。。。まあ、僕はほとんど映っていないですけどね。あれは素晴らしい遭遇でした。奇跡的に録画でもされている方は探してみてね。
PLANT OF THE DAY 21
Polemonium reptans ‘Stairway to Heaven’ ポレモニウム レプタンス ‘ステアウェイ・トゥ・ヘブン’
写真中央の薄い青い花。ちょっと花と葉が分かりにくいかもしれませんが、白い斑入りの葉をもちます。葉は割と早くから広がり、秋にはほんのり赤く染まるので、カラーリーフプランツとしてシーズンを通して楽しめると言ってよいでしょう。なんとなく、繊細な見た目のようですが、なかなか強健で根もしっかり張ります。初心者でも容易に育てられますし、寄せ植えやハンギングにも利用したいですね。(写真:イコロの森 レストランガーデン/2016.06.08)
ちなみに名前の‘ステアウェイ・トゥ・ヘブン’は「天国への階段」という意味。関係ないですけど、いつもこの意味を考えると、なんでか「帰って来たヨッパライ」という歌を思い出します。父親がレコードをもっていて、子供のころ、これをかけられるとやたら怖がってた思い出があります。あの早回しの声なのか、歌詞なのか、とにかく気味が悪くて、ほんとに怖かったですよ。今もあんまり聞きたくない。ジャケットもPOPなくせして、逆にそれが気味悪かったんだよなー、と思ってググってみたら、思ってたのと違ってめっちゃカッコいいじゃん。「これが話題のアングラ・レコード!」って書いてありますね。C/Wが「ソーラン節」っぽいですな。まだ家にあるのかな。。。