ココイチがロンドンに出店するらしいですよ。ただでさえ、うまいカレーがいっぱいあるロンドンで、とうとう日本風のカレーまで食べられる日が来るんですね。カレー天国ですね。ロンドンは。カレー天国と言えば、札幌南インターを出て、新札幌の方に向かうところあたりに、カレー天国と呼びたくなる交差点がありますよね。ココイチとSAMAがあって、まだ一度も行ったことはないけど、スープカレー&カレーラーメンの看板を掲げた店があるんですよね。素晴らしいですね。
さて、今は引き続き温室で宿根草の手入れをしております。
毎年恒例でAから始めていますが、まだEであります。去年よりさらに遅れているようですね。でも花木や日かげは終わっているので、同じくらいかな。
温室は、曇っている日は寒いですが、晴れている日はだいぶ室温もあがるようになりました。といっても7度くらいですが、随分楽に感じます。相変わらず屋根には雪がたんまり乗っていますので、この程度ですが、保温効果もあり、植物の動きはまだまだ鈍く、燃料的に助かっているのも事実です。
PLANT OF THE DAY 19
Darmera peltata ダルメラ ペルタタ
こちらがダルメラの花。春に地面から花茎が伸びて半球状の房になってこのように咲きます。葉が開く前に花だけが咲く様子は、やはり異様な感じがします。↓↓↓
こんな感じ。
そして、花が終わる頃から葉が広がり始めますよ。↓↓↓
これはこれでいいですよね。出るぞ、って感じで。そして、それがここまで大きく開くのです。↓↓↓
存在感がありますね。大好きすぎて、何度もブログに挙げております。左右のアムソニアやゲラニウムの花を引きたてながらも、自分も目立ちます。一見、好みではないなと言う植物も、好きな植物をよりよく見せるという意味で、使うとよい場合もありますよね。僕の場合は、これが好きですが。
日当たりが良い方が好きみたいですが、半日陰でも十分育つと思います。やや湿った土を好みます。春から秋まで楽しめる宿根草は花壇にとって貴重です。これだけ存在感があれば、庭のデザインにとっても貴重な素材です。ちなみに秋にはこうなります。↓↓↓
(写真は全てイコロの森ボーダーで撮影)
今年はもう一か所植えてみたいな。
打ち合わせの為、岩見沢へ。今年は雪が少ないという岩見沢。今日は少し降っているようでしたが、それよりも風があり、道中、軽い地吹雪的な感じで、通行止めの道もありました。途中で強制的に右折させられたもんで、知らない道をくねくねとかなり遠回りをした気がします。
さて、打ち合わせの後、いわみざわ公園の色彩館へ。植栽から早くも5年が経ちました。公園の方の丁寧な管理がすばらしく、気持ちの良い室内公園になっていると思います。温室とはいえ、省エネ型の低温室。冬の温度は本州から九州並みです。北海道ではもう少しで冬越しが難しいもの、冬越しは出来るけど大きくは育てられない、冬の良さを観賞できない植物を集めています。常緑で葉が美しいもの、冬に花が咲くものなどが中心で、ぼくのような本州からの移住者には懐かしい植物がたくさんです。バラはどこよりも早く、大きなつるばらが咲き、見ごたえがありますが、この季節も良いんですよ!入った瞬間、明るいし、いい香りがします。ぜひ足をお運びください。
満開のギンヨウアカシア(Acacia baileyana)
紫の葉はニューサイラン(Phormium tenax ‘Purpureum’)
緑の葉はチョイシャ テルナタ ‘サンダンス’ (Choisya ternata ‘Sundance’)
ミカン科の常緑低木で良い香りがします。ギンヨウアカシアの黄色の花と。爽やかですね。
もうスノードロップ(Galanthus elwesii)が咲いてます。
上から
斑入り葉のヤツデ(Fatsia japonica ‘Variegata’)
オカメナンテン(Nandina domestica)
コクリュウ( Ophiopogon planiscapus ‘Nigrescens’)
葉っぱの色と形のコントラストを意識してます。スノードロップはこの季節だけの楽しみです。
緑~白~ピンクのグラデーション。
ジンチョウゲ(Daphne odora cv.)が満開でとにかくいい香りです。↓↓↓
別のニューサイラン(Phormium tenax ‘Variegatum’)
葉に白~クリーム色の縁取りがあります。その手前はコルヌス サングイネウム ‘ミッドウィンターファイア’(Cornus sanguineum ‘Midwinter Fire’)
オレンジ~黄色に色づく枝がきれいですが、外に比べ、日照が少ないのでしょうか?少し薄い印象です。
一番手前はサルココッカ フミリス(Sarcococca humilis)
クリスマスボックスとも呼ばれるサルココッカは白い香りのよい花を咲かせます。こちらはわい性タイプで、色彩館の中にはサルココッカ ルスキフォリア(S. ruscifolia)というもう少し背の高い種もあります。
白い世界もきれいですが、やはり緑に触れるとリフレッシュしますよ。
昨日は、とある建設会社の「安全祈願祭」というのに出席してきました。建物周りの植栽や造園工事をやらせていただいている関係で、工事などの時に事故やけががないよう、お祈りします。初めて出席することができました。勝手がわからず、あたふたしたり、前の方で行われている一部始終を首を伸ばしながら興味津津で見てきました。
僕たちはイコロの森以外でも、一般の住宅や公共の施設、店舗などの植栽工事をやらせていただいていますが、ホームとは違う場所での作業、特に重機やトラックなどを使う場合は色々と配慮が必要です。これまで大きなけがをしたことも、させてしまったこともないですが、気を引き締めて、今年も頑張りましょう。
ちなみにイコロの森で、今までで最もテンパッたのは、やはり蜂ですかね~。今年も気をつけましょう。
PLANT OF THE DAY 18
Hosta ‘Bridegroom’ ホスタ ‘ブライドグルーム’
わりと小さいホスタです。葉がツイストして、先端がツンとがって空に向かって立っているのが特徴。いつも新しく苗を注文するとき、リストにある名前をGoogle画像検索して、まず見た目を確認→耐寒性を確認→詳細確認、って感じで良さそうなものを候補に挙げていくのですが、画像検索をしたときに、なんかかっこいいなと思って入荷したものです。それなのに、現場でもガーデンでも使ったことなかったなーと反省。今年はボーダーの、ちょっと日かげの緑の葉のコンビネーションがきれいに出来上がっているエリアに追加してみようかなと思います。他のホスタ同様、半日陰か日かげの方が葉はきれいでしょう。土はやや湿っていても良いですが、水はけは良い方がいいでしょう。根は強く張り、法面などにも利用できそうです。
ブライドグルームというのは花婿の意味らしいですよ。なんでこのホスタにこの名が付けられたかは不明ですが、結婚式のアレンジや、花婿の胸に付けるあれとかにも使えますね。(写真:イコロの森 ナーサリー/2016.06.15)
お年玉つき年賀はがき、3等が1枚、当たっておりました。ありがとうございます。
昨日は3人で旭川へ行ってきましたよ。 上川地方のガーデナーのみなさんの勉強会に参加してきました。今回はお招きいただいて、3人でイコロの話や、いままで経験してきたことなどをお話しさせていただきましたが、こういう機会をつくって前進している皆さんを尊敬しました。大変貴重な時間でした。ありがとうございました。
しかし、昨日の朝の寒さはすごかったっすね。 自分のマンションの駐車場では、ようやく日が登ろうとしている感じで、空がすごいきれいでした。旭川までの朝のドライブも最高でしたよ。寒さと天気の良さで、どこもかしこも絶景でした。たまに外出するときにこんな天気で、いいもん見せてもらいました。
週末から外出がつづいてて、今日は久々に温室での作業でしたが、我々の温室はやはり寒いですね。体冷えたー。
PLANT OF THE DAY 17 Astilbe ‘Diamant’ アスティルベ ‘ディアマント’
写真下半分に写っている白い花がアスティルベ ‘ディアマント’です。アスティルベは草丈が30センチくらいから120センチくらいのものまで種類があります。また花のつき方も、みっちりつくものから、控えめでさらりとしたものまで、様々です。花色もピンクや赤の様々なトーンの色と白花があります。ディアマントは中くらいの草丈で、花は割とたくさん、みっちり咲きますが、花穂は上に向かってシュッとしていてかっこいいです。日かげでこの白い花が咲いていると、はっとするくらい美しいです。大変育てやすいです。(写真:イコロの森 ホワイトガーデン/2013.07.19)
昨日は雪ではなく雨が降りました。寒さも一瞬ですが、ほんの少し緩みましたね。
しかし、温室の屋根の雪はあまり解けず、相変わらず暗い。ですが、室温は安定しております。
冬籠りの状況も毎年安定のルーティンになってまいりました。
PLANT OF THE DAY 16
Molonia caerulea モリニア カエルレア
写真後ろの左側のグラス。アーチ状に広がる葉はかなりこんもり茂り、グラウンドカバーになります。一方、すらりと伸びた穂は、いわゆる「ふわふわ」とか’ブラシのような’感じでなく、主張しすぎず、風に揺れます。穂は背が高くなり、150-180㎝くらいでしょうか?このように花壇後方にあっても当然良いですが、あえて前の方に植えてリズムをつくるのもよいですね。園路近くに植えると、例の穂が歩いている人の顔の辺りにゆらゆらと近づいてきます。邪魔だと言われればそれまでですが、そんな風にあえて体に触れるように植物を配するのも良いのでは?(と、ファーガス先生が言ってましたね。)イコロハウスの角にもあって、よく来園された方に「これなあに?」と聞かれます。大株になったら株分けできますが、かなりパワーが必要かもしれません。のこぎりを使うくらい。ただし、邪魔にならない限り株分けしなくても大丈夫でしょう。無駄に増えたりしないので、メンテナンスフリーで長く楽しめます。(写真:イコロの森 ボーダー/2016.08.10)