10月31日をもって、2016年シーズンの営業が終わってしまいました。
今シーズンは、初めての私たちの著書「北海道で育てる宿根草」が出版され、初めてのPLANT LAB. 史上最大の規模で開催したLOPPISxPLANT FAIR、ボーダーの宿根草の入れ替え、Foliage Gardenの誕生、初めての秋イベント「おとなのあきじかん」の開催と、振り返ってみれば本当に色々ありましたし、多くの挑戦もありました。
今まで、ずっと応援してくださっている方も、今年初めてイコロに来てくださってそれから何度も来てくださった方もいました。何度も来てくださる方とお会いするのはやはりとてもうれしいものです。遠方の方は一年に一度だけ、という方も多いと思いますが、それでも一番良い季節(好きな季節?)を選んで来てくださるので嬉しいです。
無事に最後まで営業をすることが出来て、本当によかったです。ありがとうございました。
営業終了後、事務所の引っ越しをしたり、マルヤマクラスでワークショップをしたり、相変わらず冬囲いの現場周りに東奔西走しております。今朝は、少し早くイコロに来て昨日の荷降ろしと、今日の段取りをしたのですが、うっすらと雪が積もっていて、朝のガーデンは本当にきれいでした。昔から、「冬はつとめて。」と申しますが、キリッと晴れた冬の朝は気持ちよく、引き締まるものがありますね。来年、皆さんにお会いする日までまた、悔いのないように準備をしていこうと思います。では、しばらくさようなら。
あ、たまにどこかに出没するかもしれないので、その際はよろしくお願いします!
おとなのあきじかんが終わり、一瞬ぼーっとしてみたところ、すぐに冬が近いことに気がついて、目下冬囲いの巡業に出ている最近です。同じ品種の植物でも、地域によって季節の進み方が全く違うので、それらを楽しんでいます。
「今年は雪が早いのでタイヤの交換はお早めに」と言われると、植物の冬支度も焦りますが、行く場所行く場所で、まだまだ花も緑もきれいだったりして、処理するのを少しためらいます。でも、数か所の現場とイコロの冬支度などなど調整すると、なかなかちょうどいいタイミングで伺うことも難しく、仕方ないです。
■レストランガーデン
ボーダーのホスタ ‘ハルシオン’(Hosta ‘Halcyon’)は、あの何とも言えないブルーグレーの葉がすっかりこんな感じになってますが、これもまたかっこいいな。と思います。
さて、今年の営業も残りわずか。明日は日曜日ですから、最後のイコロをぜひお楽しみください。
コーヒースタンドでは、最後のスープ・オブ・ザ・デイ。今週はスパイス効きまくりの黒豆のカレーを準備しています。あ、でも辛さは控えめですよ。カレーですから当然ライス付きで腹も満たされます。
それから、シーズン営業終了後の11月3日(祝)文化の日は、札幌のマルヤマクラスに再び参ります。球根の販売とワークショップを行いますよ。まだまだ球根の植え込み間に合いますし、ワークショップでは実際に植木鉢に植え込みをしていただきます。お時間ある方はぜひ、お越しください。
‐球根の植え方を学ぼう‐
■日時:11月3日(木・祝)
①11:00~ ②13:00~
■場所:札幌 マルヤマクラス2階エスカレーター前
■参加費:1,500円 材料(植木鉢、球根など含みます)
■定員:20名
シーズン営業終了後も、こんな感じで、ぽつぽつとどこかで商売しています。まめにウェブサイト、SNSのチェックをお願いします。
遅くなりましたが、おとなのあきじかん、秋の庭と映画とウィスキー、楽しんでいただけましたか?
自分たちが一番楽しんだという噂もありますが、来てくださった方、ご協力くださった方、どうもありがとうございました。
それから、先週の日曜日はPLANT LAB. も最終回でありました。宿根草の冬支度の話。一言でいえば刈り込んで雪を待つ、だなと思っていたのですが、改めて話す内容を考えていると、伝えたいことは結構ありました。
そんな感じで、こちらも皆さんにお話しすることで発見したり、理解を深めることが出来る良い機会でした。半年間、お付き合いくださりありがとうございました。
イコロの森の2016年シーズンはあと一週間ほどで終わりです。紅葉も進み、秋は深まっています。山の紅葉と庭の秋は少し雰囲気が違います。お時間あればぜひ、遊びに来てください。
今週末のスープは「3種の野菜とサーモンのスープ」です。
今回の食材は大変贅沢。
浜中町産のサーモンと網走産のキャベツ。そして北あかり。牛乳や豆乳も入っていますがもちろん北海道産。北海道の人のやさしさと思いやりがいっぱい詰まって成立したスープです。道外出身者の私たちにも染み渡ります。
数ヶ月頑張ってきたスープ作りも残りわずか。大変勉強になりました。料理についてはもちろんですが、食材の調達や、提供方法ほか、なにもかもです。
来週は、「おとなのあきじかん」ということでスペシャル版、スープ部の集大成となるメニューですがその前に、こちらをご賞味ください。食材をご提供いただいた皆さんのやさしさがいっぱい詰まっています。
ようは、野菜のポタージュってことです。今週末のスープ。
にんじん、じゃがいも、セロリのスープです。
明日も明後日も500円です(パン付)。ガーデン散策の後に、すこしあったまって帰ってください。撮影後、試食と称して、青空のもとで頂きました。最高。
さて、ボーダーでは薄い紫色の花がたくさん開花しています。
映っているのは、左上がアスター(Symphyotrichum)、右下がコノクリニウム コエレスティヌム(Conoclinium coelestinum)です。どちらも淡い花色が真ん中のグラス、パニクム ウィルガツム(Panicum virgatum)とよく調和していると思います。この二種の花は随分前からボーダーにありますが、毎年きちんと楽しませてくれます。今朝、札幌に向かう道中、「道央道の法面にはユウゼンギクが少ないねー」と話していました。いつもはあったような気がするのですが、気のせいでしょうかね?ともかく、ここのアスターはいつもより大きく、花数も多いような気がします。
パニクムは、雨の重みでグタッと倒れたようになりますが、乾けばこれくらいは十分に戻りますので、倒れたものもそのままにしておけばよいと思いますよ。ふぁさ~っと穂と葉が広がって柔らかい印象です。
では、週末、お待ちしています。ぜひスープお召し上がりください!