例年、積雪が多いわけではないですが、「オープンの準備ができる感じでちゃんと雪解けるかな」と
心配していたような気がするのですが、気のせいだったかもしれんですね。
1週間ぶりにガーデンに行ってみたら、想定以上に順調な雪解けで、ビビりました。
ウッドランドガーデンでは早くもうすくなった雪のなかから、スノードロップが顔をだしていました。
(写真中央のぽつぽつとしたやつ)
今年はオープンまで、やることがまだまだたくさんあります。
温室で続く宿根草の整理は、ハーブ類を除いて完了し、いまは花木の整理をしています。
剪定したり、ゆるめたり、雑草を抜いたりなどなどです。
今週末にはいよいよオランダから宿根草苗が届く予定。
今日、無事に羽田での検疫がおわり、全合格(検査に1日かかる種類を除く)との連絡をうけました。
いよいよ入荷します。今年は、輸入苗だけでいうと去年の2倍近く!
より多くの種類の中から、選んでいただけることになります。ポッティング作業にも気合が入りますよ。
植物のPOPづくりや、イコロハウスの商品手配やレイアウト、そしてなんといってもガーデンの整備。
去年の秋は掘り取りもしたし、高所作業車で侵入してドハマりした場所があるので、そこを中心にきっちり
整備しないといけないなと思っています。
そんな感じなので、まー、早く融けてしまえば、はやく準備に取り掛かれるのでありがたいですね。
春が来ますよ!
雪解けと共に、いろんなものが見つかります。
探していた車の鍵が、玄関のど真ん前で見つかりました。良かった。。。
今日の暖かさで、ガーデンの具合もちょっと見てみたくなったので、
久しぶりに奥まで行ってみました。
そこで、マフラーも見つけましたよ。
ナチュラルガーデンの奥の方で倒れている木も一本。
ガーデンの雪はというと、まあ、こんな感じです。
まだまだ本格的な雪解けが始まった、という感じはしませんでした。
水が合うとか合わないだとか、そういう言い回しがありますが、
実際にいろんな場所に住んでみて、「水が合わないな」と思ったことはありませんでした。
しかし、今住んでいるマンションの水道水はあまりうまくないので
「一日に2リットル水を飲む」プロジェクトはミネラルウォーターでやっています。
水が合わないと思ったことはないくせに、なんとなく生まれた場所に近い場所で採れた水から選んでみます。
富士山とか、南アルプスとか、ですね。
細胞によく浸みそうだなと。
何の根拠もないですが。
でも北海道の水も飲んでます。
さて、温室作業は引き続きグラス部門。「F」
フェスツカ グラウカは寄せ植えなどにも頻繁に利用され、カラーリーフとしても定番のグラス。
ホワイトガーデンで、実にきれいに育っています。
常緑なので刈り取りなどはしませんが、茶色い葉が混じってくるのでこまめに取り除きます。
きょうも本当は一つ一つやりたかったですが、それはもっと余裕のある時に。
昨日は快晴、しかも随分暖かかったですね。
温室内もまさに温室で、天窓全開、ドア全開でもシャツ一枚でOKな感じでした。
暖かいと植物も人間もやっぱり嬉しくなりますが、我々としては植物にはもう少しゆっくり休んでいていただきたくもあります。
オープンの4月下旬、売り場は昨日の温室ほど暖かくないですからね。
今日は、晴れたり曇ったり、雨が降ったりの忙しい天気でした。
さて、温室作業。
一日休暇を取ったら、あっという間に日陰部門が終わってました。
昨日から、見本用の大鉢しかないものや、ラベルが飛んでしまったものなどの整理をしていて、
それも片付き、いよいよグラス部門へ移っております。
いつもよりちょっと遅れてはいますが、順調といえば順調です。
しかし、この大鉢、見本用なので販売は出来ないのですが、いいですよ。
成長時の大きさや、開花をご覧いただくためにつくっておりますが、ディスプレイには大変重宝しています。
また、大鉢は庭に植えてもすぐに宿根草本来の魅力を発揮するので、
ほしいという方もいるだろうなと思います。
実際、イギリスのナーサリーでは、大苗が結構高値で売り場に並んでいたんですよ。
この大鉢のユーフォルビア。時間をかけずに庭づくりをしたい人には良さそうですが、なんと、
90ポンド(当時でいうと16,000円くらい!)。ちなみに、サイズは15リットルなので、12号くらい?ですかね?
珍しい種類なのかもしれませんが。
本当に売れているんだろうかと思いつつも、去年は月形圃場で育てた大株の宿根草を
試しにナーサリーにて販売してみました。
こんなに高くなかったですよ。
うちの大苗は高くても3000円くらいで、これはお得だと思ったのですが、やはりなかなか売れませんでしたね。
育てれば大きくなりますから。その方がいいに決まってます。環境にも徐々に慣れるし。
持って帰るの大変ですからね。
イコロの森では、見本鉢を始め、大株に育ったものを、イコロハウスの周りなどでディスプレイに使用しています。
一つの鉢に、いろんな宿根草を寄せ植えするよりも、ダイナミックで、本来の姿に近づくのでおすすめです。
庭に植えられない寒さに弱い植物との組み合わせも楽しめます。
庭づくりはハードルが高いけど、宿根草を育ててみたい場合にはぜひ挑戦してみてください!
あ、今年は大苗販売の予定はございません。ご容赦ください。
ナーサリー&ガーデンは4月21日からオープンします!
宿根草の整理が続く毎日ですが、すこし仕事がたまっていたので、
今日は一日デスクワークの日としました。
取り掛かり中の設計作業を中心に、DM作成や春からの戦略を練るなど、
集中して片づけました。
さて、宿根草の方は日陰の「H」。ホスタまで完了しています。
今年も多種、取り揃えています。
個人的に好きなのは、葉脈がくっきりしていて、斑などの模様がない種類です。
Hosta ‘Sum and Subsutance’ ホスタ ‘サム アンド サブスタンス’
なんと言っても大きな葉が魅力。存在感があって、他のリーフプランツとのコントラストが
つくりやすいですね。大株ゆえに少数で広域のグラウンドカバーになります。
日陰の代表プランツのホスタですが、日向でも葉焼けせずに育つ種類の一つ。
Hosta ‘Devon Green’ ホスタ ‘デヴォン グリーン’
葉の緑色がほんとうに好きです。くっきりとした葉脈がCool。
サイズはコンパクト~中型くらいで、使いやすいですよ。
今年は、数が少ないので、競争率高いです。
Hosta ‘Halcyon’ ホスタ ‘ハルシオン’
ブルーグレーでマットな質感の葉。ホスタは丈夫で育てやすいですが、
イコロの森でも、この種類はぎっしりみっちり育っています。グラウンドカバーに最適です。
淡い色の花との組み合わせが合います。
Hosta ‘Krossa Regal’ ホスタ ‘クロッサ リーガル’
これも少しグレーがかった葉。こちらは中型~大型ですが、葉茎がきれいに立つのが特徴。
花壇の中段くらいに効果的に使ってほしいです。
ずらーっと並べて植えてもきれいだろうなー。秋に黄色くなって、朽ちていく姿も味わい深い種類です。
ほかにもたくさんたくさん、取り揃えています。
ローメンテナンスを目指す、日陰の庭にどうぞ。
ナーサリーのオープンは4月21日。