イコロの森

イコログ

2016

3.3


ナーサリー
日記
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Astilbe

昨晩は、2カ月ぶりに整体へ。

姿勢の悪いまま30年以上生きてきました。

肩こりやら頭痛やらの原因がそこにあると感じていたころに、今世話になっている

先生と植栽の現場で会い、半信半疑で行ってみることにしたのが、1年半ほど前。

 

姿勢を正すには、ただ意識しているだけでは難しくて、まず骨を正しい位置に戻さないとだめだそうで。

そのためには他人の手がどうしても必要となり、またその位置を覚えたうえで、

姿勢に気をつけると、姿勢が良くなるっていうことらしいです。

まあ、最初は半信半疑でもあったのですが、通い始めると確かに頭痛はほぼほぼなくなり、

「へぇ、これが正しい姿勢か」というのが感覚的に分かるようになりました。

自分が思ってるよりも、おしりを後ろに突き出しているような感覚で、最初はずいぶん違和感がありました。

 

徐々に正しい姿勢がわかるようになってきたところで、

当初は毎週通っていましたが、徐々に間隔が空き、今は2~3カ月に一回の微調整でOK

くらいのところまで来ました。

今もたいがいの時は姿勢悪いんですけど、「お、やばい」と思ったときに、正しい位置に戻れることが大切。

骨の駆動域のひろさも重要らしいっす。

 

そんなこんなで、その先生をすっかり信頼しておりまして、去年はイコロの森で歩き方講習会も

してもらったんですが、自分は参加できませんでした。

森の中でのウォーキングは相当楽しかったと思いますよ。姿勢良くなると、空気もしっかり吸えますから。

 

今は、その先生に勧められ、「一日2リットル水を飲むプロジェクト」を個人的にしています。

どこへ行くにも2リットルのペットボトルを持ち歩いております。コーヒーとかお茶とか抜きで、水のみで、です。

血流が良くなり、疲れが取れやすく、朝起きるのも楽になるそうですよ。

かれこれ2カ月ほど続けていますが、(休暇中は一旦中断したが)効果を実感するほどのところまでは至っていません。

継続は力。ですよ。

 

さて、また前フリが長くなりましたが、最近は日陰部門の宿根草の手入れをしております。

アスティルベは丈夫で育てやすい日陰の植物。

日陰でもこんだけ開花を信頼できる植物はそう多くはありません。

今年は、人気の白花種も含め、オランダからの輸入の予定もあります。

お楽しみに。

 

Astilbe

Astilbe2

 

ナーサリーは4月21日オープンです!

 

 

2016

3.1


ナーサリー
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Aconitumと報告

荒れる天候の北海道。イコロの森でも木々の枝がボロボロと落ちています。

昨日、札幌での打ち合わせから帰ってきたら、自分の愛車のすぐそばに、

まあまあ大きめの枝が落ちていたので、愛車のどこかが凹んでいないか、チェックに余念がありません。

 

駐車場の人形の近くの木も、一本折れていましたが、大きな被害は今のところ見られません。

愛車も無事っぽいです。

 

さて、引き続き、温室での冬籠りが続いています。

日向部門が終了し、今は日陰の植物部門に突入しています。

なんと言ってもお勧めしたい、アコニツム。

日本語でトリカブト。毒を持つ植物としてあまりにも有名ですが、その花は大変美しいです。

これに毒があるのかと思うと、それも込みでの美しさです。

Aconitum carmichaelii 'Arendsii'

Aconitum carmichaelii ‘Arendsii’

 

やや日陰を好み、秋、花壇で他の花が落ち着き始めたころに開花します。

葉は春から広がりますので、花壇を緑で埋める素材としてはよいでしょう。

繰り返しになりますが、全草毒を持っていますので、扱う際にはグローブをして、しっかり手を洗いましょう。

お気を付けください。

 

というのはあまりにも長い前フリでありまして、本日は重要な報告があります。

とうとう弊社もSNSを始めました。まだボスも知らない。。。だぶん。

 

公式のフェイスブックとインスタグラムを開設しましたよ!

 

まだまだ、始めたばかりで、今のところお試し期間という感じでもありますが、

オープンに向けて、しっかりと運用していきたいと思っています。

弊社、職員はみなガラケーガーデナーなもんで、アレなんですけど、

スマホユーザーの皆さまはきっとこちらの方がチェックしやすいですよね。

ガラケーの我々も、インスタについては、かろうじて持っているタブレットからのアップです。

kimさんの宝の持ち腐れ全開のタブレットも、いよいよこれでいかされることになるのでしょう。

 

開花情報やイベント告知など、これまでのウェブやブログと同様に、そちらでも

お知らせしていくつもりですので、気軽にフォローしてください。

 

イコロの森公式フェイスブック

イコロの森公式インスタグラム

 

慣れるまで、諸々、あたたかく見守ってください。

2016

2.24


ナーサリー
日記
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しんふぃおとりくむ

ただいま、絶賛冬籠り中のイコロです。

温室内での宿根草の整理が続いています。

昨シーズン販売していた苗のゆるめ(=大きいサイズのポットに植えかえること)や、

株分けを行い、苗をさらに良い状態にして、春のオープンに備えるというわけです。

ざっくり学名の「A」から進めており、現在「S」です。(日向の植物部門)

 

昨年まで「Aster」として販売していた宿根草があるのですが、

数年ぶりに購入したRHSのPlant Finderをしっかり見直してみると、

大部分が「Symphyotrichum」に変わっていました。

 

和名や英名、さらに学名が一般的に使われているものなどなど、混沌とした園芸植物の名前の世界。

とりあえず、イコロの森では、学名で表記することに統一し、これまでやってきました。

中には、まったくなじみのない学名も多く、お客さまにしてみれば記号のようになってしまうので、

一般によく知られる和名や英語名などは、併記するようにしています。

ただ、学名で記しておくと、この花とあの花はざっくり同じグループだね、というのがお分かり頂け、

宿根草を育てる方にとって、結果的に良い情報になるだろうなと、信じてやっています。

ご不便もおかけしますが、少しずつ慣れていただいて、なんとかやらせていただいています。

 

ここへきて、「Aster」の一部も、弊社のルールにのっとって「Symphyotrichum」として、

売り場に並ぶことになります。当然、アルファベットがちょっと、、、という方が一般的なので、

カナ表記もするのですが、ここでも頭を悩ませます。

Syは「シ」なのか、「サイ」なのか。(英語圏の人はたとえば、Hydrangeaを「ハイ」ドランジアのように発音し、その読み方が日本でも浸透している)

mは「ム」なのか、「ン」なのか。

tは「ト」なのか、「トゥ」なのか。

日本語にはない発音もふくめ、他の言語を、無理矢理カナで表現しようとするので、

正解はないのかもしれませんが、自分たちなりに、いろんな文献をさぐりながら、ルールを作っています。

ということで、Symphyotrichumは「シンフィオトリクム」と表記することになりました。

売り場のPOPには、ちゃんと、アスターと併記しておきますので、ご安心ください。

 

そして、花はこれですよ!

Aster dumosus

Symphyotrichum dumosum (シンフィオトリクム デュモスム)

 

Aster laterifolius var. Horizontalis

Symphyotrichum lateriflorum var. horizontalis (シンフィオトリクム ラテリフロルム ホリゾンタリス)

 

ほかにもいろいろ、店頭に並ぶ予定です。ご期待ください。

 

この冬は、植物の名前についてよく考えたので、お堅い内容になりました。

ちなみに、「メイン」という言葉、あるじゃないですか。「メインディッシュ」とか「メインイベント」とかの。

出版とか放送?的な業界の決まりでは、ただしくは「メーン」と言うらしいですよ。

豆知識でした。

 

2016

2.14


日記
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復帰

先日、休暇明けて復帰しました。

休暇中は東京見物に。

東京の結構真ん中に宿泊して、森の生活とは真逆の数日を過ごしました。

どこに行ってもモノにあふれていて、人がいないところはなくて、刺激だらけでした。

 

IMG_0318

■新宿御苑大温室

 

東京にいくのは何か用事があるときだけで、こんなにゆっくり観光したのは初めてだったので、

大変楽しく、得るものは多かったのですが、静かな苫小牧の森での時間に、なんとなくホッとしています。

IMG_0280

 

東京の後は、実家にしばらく帰り、正気を取り戻してから復帰しました。

帰省中は天候に恵まれ、富士山が大変きれいでした。浜松から、あんなにくっきり富士山眺められた

のは、随分久しぶりでした。たぶん、小学校の時以来。

 

2016

2.3


ナーサリー
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日記
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ホースロギング(馬搬)が来る「森のようちえん Special Day!!」  もうすぐ。

最近の朝は天気も良く、かなり冷え込んでいます。

でも気温で言うと-15℃くらいで、他の年に比べると、やっぱり少し楽なのかな。

朝、外に出た時、「お、今日はあったかい。」と思う日も温度計は-5~6℃だったりするときは、

自分もずいぶん道産子に近づけたな、などと思います。

いっちょまえに雪に憂鬱になったりしますし。

雪にはしゃぐ自分はもういませんが、北海道の快晴の冬の朝は最高に美しいですね。

 

さて、宿根草の整理もぼちぼちと進んでいます。

いま、Irisとかその辺です。もうちょっと進めばいいのになーと思っていますが、

明日から1カ月遅れの正月休みです。今日は自分的には大みそかみたいなもんです。

Iris sibirica

リフレッシュしてきます!

 

そうだ。

今週の土曜日は「森のようちえんSpecial Day!!!」が行われます。

森の管理ででた伐採木を馬で運ぶ、「馬搬(ホースロギング)」がやってきますよ。

通常、森林の管理は、まず作業用通路を確保しなくてはならず、

そのために本来しなくてもよい伐採をしたり、

化石燃料をつかった重機が侵入したりすることになるわけです。

またその通路をつくった為に、逆に地盤が弱くなってしまったり、生態系への影響も大きくなるわけで、

その通路をどうとるか、っていうのは相当慎重に考えなければならない、というのを以前テレビで見ました。

馬搬は森や環境への負担がずいぶん軽い、すばらしい方法なんですね。

貴重な文化です。

 

「あしたから正月!」っつって、うかれてる僕は見れないんですが、ぜひ見たかったです。

この話を1年くらい前に聞いたときから、楽しみにしてたのにな。

馬が林を上手によけながら、大きな木を運んでいる姿をこの目で見たら、感じることも多いでしょうね。

まだ予定のあいている方は、ぜひお子さんとご参加ください。

絶対お勧めです。

あ、「森のようちえん」とは言っていますが、大人のみの参加もOKです。

詳細はこちらです。