イコロの森

ガーデン日記

カテゴリー: イコカルの記事一覧

2018

5.26


イコカル
日記
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バイオリンのうずまき

ここ数年お気に入りの本。
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ロバート マックファーレーンの「ランドマークス」という本です。
確か、もともと言語学の先生でもあるこの作家さんの本は、言葉の進化や時代の流れとともに失われてきた言葉を取り上げて、情景的に表現していて、とても面白いのです。
これは、ジョン・ミューアとか1800年後半〜1900年代前半の時代に植物学者だったり、詩人が使っていた風景や自然、環境を表現するのに使われていた言葉たちがいろいろな環境(山岳地帯、砂浜、草原etc)ごとに説明されているのです。
山頂ひとつ表現するにしても”nab”ということばを使えばサセックスの山頂のことを差したり、summitと一般的に言われたりと、いろんなバリエーションが方言や地域によってあるというのが、奥深いです。

 

そのマックファーレーンさんがちょっと前からインスタグラムを始めたのです。(robgmacfarlane)
毎日、きれいな写真とともに植物系、自然系の言葉を紹介していくページでとても勉強になります。
この間、前回の英語イコカルでも紹介した”fiddlehead”という言葉が載っていたのがちょっと嬉しかったというのがこの話のくだりなのですが(笑)

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fiddleheadとはシダの葉が開こうとする時の渦巻きの形のこと。
fiddleはバイオリンの別名、バイオリンの先端部分って渦巻いてますよね?
形がそっくりなことからfiddleheadという名前がついているのです。

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イコロのフィドルヘッドもなかなか勢いがあって、好きです。
今日の気温でだいぶ広がって来ていると思いますが、まだまだキュッと渦巻いている状態みれますよ。

あ、ちなみに今年販売している苗の中にもシダ系のものありますよ。

ぜひご自宅でfiddleheadからうずまきが広がっていく姿をお楽しみ下さい。

(通販はこちら↓)

アティリウム フィリクス-フェミナ ‘レディ イン レッド’

アティリウム ニポニクム f. メタリクム
そんなこんなでいつもギリギリの案内ですが、おとなの園芸英語では最新のイギリスの園芸情報はもちろん、ちょっとマニアックな語彙もご紹介しています。
ひとつひとつの文章を分析していく本格的な英会話教室というより、記事全体でこういう内容だったよー、たまに面白い言葉がひとつでも覚えられたらいいな、という内容は濃いけどゆるーい講習です。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

おとなの園芸英語

2017

10.29


イコカル
日記
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最後の日曜日

今日は今シーズン最後の英語イコカルでした。
今年は残念ながらイコロで開催した講習はおとなの園芸英語だけだったのですが、足を運んでご参加いただいたみなさまありがとうございました。

月によってあれもこれも紹介したいというジレンマがありましたが、私も勉強になることも多く、楽しかったです。
また来年いぇればホームページなどSNSに告知しますので、良かったらまたご参加ください。

イコロの紅葉も終盤に入り、今はカラマツの針葉が毎日風に舞っています。
そんな中ひと際青さが目立っているエウフォルビア ミルシニテス (Euphorbia myrsinites)。
ドライガーデンの花壇手前を銀色に輝かせています。
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エウフォルビアは古代ギリシャの医者だったエウフォルボス(Euphorbos)から、ミルシニテスはツルマンリョウ属(Myrsine)に草姿が似ていることから名づけられたとされてます。
エウフォルボス先生、ウィキペディアによるとサボテンに似たエウフォルビアが強力な下剤、便秘薬だったと記していたそうです。
エウフォルボスを賞して、分類学の父、リンネがこの多肉っぽい一属をエウフォルビアと命名したとされています。

今日も、ワレモコウとかのサングイソルバ(Sanguisorba)はかつて薬用効果として血止めに使われていたという話がありました。
Sanguis (血)+ sorbeo (absorbなどの語源、吸収)という由来と繋がって、アハ体験な瞬間でした。
学名が少しでも分かると、植物を見たことがなくても見た目などの特徴のヒントが潜んでいるので、語学好きとしてはとても面白いです。

ラテン語、死語と言われてますがもう一度ちゃんと勉強しようかな。

 

□エウフォルビア ミルシニテス オンラインストアにて販売中

2017

8.31


Plant of the Day
イコカル
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大型宿根草と小さな庭

朝の空気がキリッとしてきました。
この空気感、暑いのが苦手な私にとっては大好きな瞬間です。

 

ガーデンの中も秋主役のものが目立つようになってきました。

macleaya
先週末の英語イコカルでスモールガーデンの記事を読んでいたのですが、小さい庭を作るときのアドバイスで共通していたのが、
「大きくなる植物を使う事を恐れるべからず」でした。
思い切って存在感のある植物を取り入れることで逆に庭が広く感じるんです。

ナチュラルガーデンの丸池の横で毎年グングン育つタケニグサ (Macleaya)。
写真ではいまいち伝わりきらない、樹木を超える超のつく大型植物。
しかも1シーズンで。すごくないですか。
これも使い方次第で、小さな庭の大きなフォーカルポイントになること間違いなしですね。

 

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エウリビア ディワリカタ (Eurybia divaricata)

ホワイトウッドアスターと呼ばれ、日陰でも花付きもよくきれいに咲くアスターの仲間です。

花の中心が黄色からピンクに色づくのが何とも可愛らしいです。
オンラインストアでも販売中ですので、これからの時期の花壇が寂しいなぁという方におすすめです。

 

 

【球根情報】 8/31 am時点
まだ球根はオランダを発っていないようです。
今年は品種もののチューリップの状態があまりにもひどく、初めての販売中止という連絡がありました。
ただ、国内からも入手することができそうなので、60種類以上の球根がそろいそうです。
楽しみに、もうしばらくお待ちください。

球根はオンラインストアでも販売しますので、乞うご期待!

2017

5.28


イコカル
日記
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ステップ バイ ステップ

今日は久々のイコカル@イコロの森。

「おとなの園芸英語〜英語でよむイギリスのガーデンニュース〜」の第一回目でした。

 

毎月、イギリスから届く雑誌の中から記事を選んでいく予定なのですが、1冊目が届いたのが5日くらい前。

もう1冊が届いたのが一昨日というかなりのギリギリっぷりでハラハラしました。

english

5月の回はステップの植生について、それが実際にどのようにガーデンで活かされているかという例でロンドンにあるバービカンのガーデンを紹介しました。

自然界を模して、その中で景観的に映えるもの、美しいものを選抜してデザインする。

オリンピックパークのデザインにも携わったことで有名なナイジェル・ダネット(Nigel Dunnett)さんの植栽なのですが、複雑な自然界の植生を理解しているからこそなせた技、というのがひしひしと伝わってくる内容でした。

イコカル中、必要以上にシェフィールド大推しをしてしまいましたが、そんな人から直に学べることができたら、良いですよね。

 

カフェでのんびりお茶を飲みながら、みんな遠慮をしてビスケットに手を伸ばさなかったけど、次回はどうぞ。むしゃむしゃ食べながらで良いんですよ。

よく学生の頃スタディーグループみたいなのをやった時は床に座っている人がいれば、お菓子バリバリ食べている人もいれば、もうそれは自由奔放。

そんなざっくばらんな感じでできたら良いなぁ、と思ったり。

天気のよい日やテーマによっては座学だけじゃなくてガーデンの中も散策できたら良いなと思ってます。

 

そして今日ご参加いただいたみなさまありがとうございます。

ひとつでも新しい英単語、最新ニュースを覚えられていたら良いな。

 

とこんな訳で、来月も細々とやります。

テーマは、ギリギリ。雑誌が届き次第フェイスブックやホームページで告知しますね。

次回は6月25日(日)です。